アイドルグループ・Snow Manの佐久間大介とお笑いコンビ・バナナマンの日村勇紀が出演する日本テレビ系バラエティ番組『サクサクヒムヒム ☆推しの降る夜☆』(毎週土曜23:30~)が、21日に放送された。
世界中のあらゆる“推し”の魅力を学ぶ同番組。今回は、流行が生まれる最先端のスポットとして人気の「韓国コンビニ」を深堀りした。
「韓国のコンビニって日本とそんなに違うの?」と疑問を口にする佐久間。日村もピンときていない様子だが、いま、“韓ビ二”と呼ばれる韓国商品を扱うコンビニが日本でも続々オープンしており、27店舗も展開しているという。
アメリカのニュースチャンネル・CNNでも、「革新的な戦略」と報道しているということから、ますます気になる。
推しの魅力を教えてくれるキャラクター“おしつじさん”は、サバイバルオーディションのなかでも日本最大級と言われた番組から誕生した11人組ガールズグループ・ME:IのRINONとSUZUが担当。仕事でほぼ毎月渡韓するRINONは、韓国のコンビニが好きすぎて1日5回も行くことがあるそうだ。
「ME:I来てるの!?」と驚く日村。「だいたいね、おしつじさんって1人芸能人の方がいたら、もう1人は一般のめっちゃ好きなファンの方がいるんすけど」「今日2人ともME:Iが来ちゃってる!」と佐久間も大興奮だ。
韓国のコンビニの店舗数は、人口に対して日本の約2倍もあるという。また、日本との大きな違いは、店舗の外にイートインスペースがある点、サラダ商品が少ないという点。イートインスペースについては、佐久間と日村も「コンビニのテラス席みたいなこと?」「え~日本にはないよね?」と気になる様子を見せる。
ほぼ毎月、韓国へ行くME:Iの2人だからこそ知る、韓国コンビニの魅力。それは「韓国コンビニを知れば、日本の次のトレンドを先取りできる」ことだと語るRINON。
例えば、ASMRでブームを巻き起こした地球グミや、今年大流行の乾麺入りのドバイチョコは、韓国のコンビニが販売したことで拡散し、日本にも上陸してきたという。ちなみに、韓国は数カ月でブーム終わってしまうため、日本てブームになった頃には、韓国では次のブームが巻き起こっているそうだ。
「ドバイチョコは今、飲み物やパンになってます」とSUZU。その写真を見て、佐久間が「ドバイチョコ改良しすぎだろ!」と思わずツッコむ。「次、日本ではやるものを予想できる」というME:Iの2人に、「教えて教えて!」(佐久間)、「それは知りたい」(日村)と興味津々に耳を傾けていた。
日本で次来るブーム!?(1)【Z世代が再燃させたカロリー爆弾の異名を持つ韓国スイーツ・薬菓】
商品の1つ目は、「薬菓」という韓国の伝統菓子。小麦粉、ごま油、蜂蜜などを混ぜて作った生地を油で揚げ、甘いシロップに漬けたスイーツだ。「薬菓」を食べた日村は「すっげーうまい」「しっとりしてる。生クッキーみたいな感じ」と絶賛する。
アイスに乗せて食べたり、タピオカドリンクに入れたり、現代風にアレンジするのが流行っており、クッキーの上に「薬菓」を乗せた「薬菓クッキー」もブームに。「カロリー爆弾!爆弾!みたいな」「やばいじゃん」と驚がくする。
日本で次来るブーム!?(2)【アレンジは無限大! 韓国コンビニドリンク】
2つ目の商品は、常温のパウチドリンク。パウチドリンクを氷入りのカップと一緒に購入し、自分好みに混ぜてアレンジするスタイルの商品だ。
実食した佐久間は「めっちゃゴクゴク飲んじゃってすぐ無くなるやつだ」「甘いの好きなんで僕」とお気に召した様子。その後、炭酸や乳酸系ソーダ、さらには韓国で定番のプルーン味のゼリーまで追加し、アレンジ無限大のパウチドリンクを自分好みにカスタムする。佐久間が「なんでこんなに足し算してこんなにうまいの?」と絶賛するほど、サクヒムは韓国コンビニドリンクを満喫する。
日本で次来るブーム!?(3)【韓国の恋愛においても必須アイテム・アイス】
3つ目の商品は、韓国のコンビニアイス。韓国でアイスは、無人のアイス店もあるほどの人気ぶりだという。
恋愛においてもアイスは必須アイテムで、気になる女子とデートに行きたいときに、「アイス買いに行かない?」と誘う文化もあるのだそう。それを聞いた佐久間は「日本で寒い冬に『アイス買いに行かない?』って言ったら何言ってんだって(言われる)」、日村は「バカ言ってんじゃねぇよって」と日本との文化の違いに驚く。
そんな2人は韓国定番の不思議アイス「太陽いっぱいとうもろこしバー」を実食。とうもろこしの粒がアクセントになる不思議な味わいに魅了されていた。
韓国のコンビニは、流行の発信地というだけでなく、文化までも生み出していた。
それは“コンビニで買ったインスタントラーメンを漢江(韓国のソウルを南北に流れる川)のほとりで食べる文化”。韓国には日本のようなラーメン店がほとんどなく、ラーメンといえばインスタント麺を食べるのが一般的。そのため若者を中心に発展したこの文化は、韓国コンビニあっての文化ともいえるのだ。
その後、スタジオにはME:Iの2人も登場し、おすすめの爆売れインスタント麺を韓国の現地スタイルで堪能する佐久間と日村。「これやりたいもん、韓国行って」とそのおいしさを絶賛する日村。韓国コンビニの魅力にどっぷりと漬かっていた。
TVerにて地上波未公開シーンを含む特別版を配信している。
【編集部MEMO】
『サクサクヒムヒム』では特番時代から、「おぱんちゅうさぎ」「ストリートファイター6」「和山やま」「麻辣湯」「マネスキン」「パンどろぼう」「アオアシ」「ラーメン二郎」「サモエド」「平成女児ブーム」「シルバニアファミリー」「リロ&スティッチ」「BE@RBRICK(ベアブリック)」を深堀りしている。
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