東武鉄道は、夏休み期間中の臨時列車について発表した。7月19・21・26日と8月9・11・16・17日の計7日間、会津田島方面へ「スカイツリートレイン」(634型)の臨時特急列車を設定。下りは春日部発会津田島行、上りは会津田島発浅草行で運転する。
「スカイツリートレイン」(634型)は東武鉄道の6050型を展望車に改造した車両。座席を高床とし、多彩なシート(ペアスイート・シングル・ツイン)を設置するとともに、展望窓、前面展望スペース、サロンを設け、映像モニターも備えた車両となっている。現在はおもにイベント列車として活躍するほか、多客期等に臨時特急列車としても運行される。
今夏も会津田島駅発着の臨時特急列車として、下り「スカイツリートレイン81号」は春日部駅9時57分発・会津田島駅13時0分着、上り「スカイツリートレイン82号」は会津田島駅16時33分発・浅草駅20時15分着で運転。両列車ともに春日部~会津田島間で途中の栃木駅、新鹿沼駅、下今市駅、鬼怒川温泉駅、鬼怒川公園駅、新藤原駅、川治湯元駅、湯西川温泉駅、上三依塩原温泉口駅、会津高原尾瀬口駅に停車する。上り「スカイツリートレイン82号」は春日部駅から先、途中の北千住駅ととうきょうスカイツリー駅にも停車する。
全車座席指定のため、事前に特急券の購入が必要。東武線各駅(押上駅・みなみ寄居駅・寄居駅、無人駅を除く)窓口で発売されるが、東武チケットレスサービス「トブチケ!」や特急券インターネット購入・予約サービス、券売機では発売しない。新藤原~会津田島間で乗降りする場合、野岩鉄道・会津鉄道の線内は「PASMO」「Suica」等の交通系ICカードを利用できないため、目的地までの乗車券を事前に購入する必要がある。