6月8日に59歳の誕生日を迎えた森尾。2人の娘はすでに自立し、現在は愛犬と暮らしているが、今後の人生について「私が考えなきゃいけない最大のテーマは、主人との2人暮らし」だと言い、日本とアメリカの2拠点生活を検討していると明かす。
「主人はすでに仕事はほぼリタイアしていますが、あちらで悠々自適に趣味の車いじりをしたり釣りに行ったりゴルフに行ったりという生活が楽しいようで、帰ってくる気がないみたいなんです。なので、私が行くしかないのかなと。日本にも家を残しつつ、旅行みたいな感じで行くのがいいのかなと思っています。彼も日本で行きたい場所があるみたいなので、お互い行ったり来たりする2拠点生活になるのかなと模索中です」
2人にとって初めての二人暮らし。新婚生活を迎えるような感覚で、楽しみな気持ちと不安な気持ちと両方あるという。
「結婚当初も別々で、今まで2人の時間があまりなかったので、気楽にやってきた2人が果たして共同生活できるのかという不安はあります。主人と2人でいかにお互い嫌な気持ちをせずに同じ空間にいられるか。仲良くできると思いますが、生活のルーティンがお互い出来上がっているので、その折り合いをどうつけるか、お互い探り合っている感じです」
今後の夫婦生活は、夫を第一に考える「夫ファースト」で歩んでいくつもりだ。
「これまで子供たちファーストで、主人が二の次になっていたことは否めない。2番手、3番手でごめんねという気持ちがあり、初めて夫ファーストになれるようになったので、彼が行きたいところがあれば一緒に行くし、やりたいということがあれば付き合ってみようかなと思っています」
そして、「30年以上結婚していますが、一緒にいる時間は半分もあるかないか。経験がまだ浅いので、お互い歩み寄りながら、楽しい夫婦生活を送っていけたらと思います」と語っていた。
1966年6月8日生まれ、埼玉県草加市出身。1982年にドラマ『ねらわれた学園』(フジテレビ系)で芸能界デビューし、翌1983年に「お・ね・が・い」で歌手デビュー。キャッチコピーは「レモンチックな17歳」。代表作はドラマ『大好き! 五つ子』(TBS系)シリーズ。またアニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』では長年にわたり秋本・カトリーヌ・麗子警官役を務めた。1994年から続く『はやく起きた朝は…』(放送開始当時は『おそく起きた朝は…』)は、4月13日からCS・フジテレビTWO(毎月第2日曜6:30~)にて放送中。