俳優のオダギリジョーが、13日放送のテレビ朝日『魔物』(毎週金曜23:15~24:15)最終話に出演することが、わかった。

  • 『魔物』 =テレビ朝日提供

テレビ朝日と韓国大手スタジオ・SLLがタッグを組んだ、日韓クリエイター共同制作による完全オリジナルドラマとなる同作。孤高の弁護士・華陣あやめ(麻生久美子)と甘く魅惑的な殺人容疑者・源凍也(塩野瑛久)が“禁断の愛”におちていく“美しき問題作”で、世界200以上の国と地域で配信されていることも大きな話題となっている。

ついに迎えた最終話では、主演を務める麻生の“盟友”オダギリジョーが友情出演。伝説の“時効警察コンビ”が、同じ“金曜ナイトドラマ”枠で再会を果たす。オダギリはいったいどんな役柄でどんなシーンに登場するのか、そしてあやめ(麻生)とどのように絡んでいくのか、注目が集まる。

コメントは以下の通り。

オダギリジョー&麻生久美子

――今回の共演はいかがでしたか?

麻生:オダギリさんとの共演は昨年の夏、映画『オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ』の撮影でご一緒して以来です。本当にありがとうございます。

オダギリ:麻生さんが気合いを入れて撮影していると聞いたので、のぞきにいければと…。でも、ちょっと照れました(笑)。

麻生:おっしゃるとおり、気合いの入った作品なので出演してくださってとてもうれしいですし、心強かったです!

――出演が決まった経緯を教えてください。

オダギリ: 麻生さんはもはや身内の感覚すぎて、照れくさくて出演作品が見られないんです。この『魔物』もちょっとゾッとして目を伏せてしまう感じがあるんですよね。

麻生:そうだよね…身内がまさかのあんなシーンとかこんなシーンとか…照れるよね(笑)。

オダギリ:だから、“必要なら呼んでね”と声はかけたものの……お話をいただいたときは、本気じゃんって思いました(笑)。

麻生:……ちょっと待って! 自分から呼んでねって言ってくれたよね(笑)!? でも約束どおり来てくださって本当にありがたかったです。

――視聴者のみなさまに向けてメッセージをお願いします!

麻生:ついに今夜、最終話が放送になります。本作では衝撃事件がさまざま起きましたが、真相がやっと明らかになります。これまでたくさんの嘘や伏線が張りめぐらされてきたので、ようやく“これが真実だったのか!”とスッキリしていただけるのではないかと思います。そしてオダギリさんがどこでどんな役で登場するか、ぜひご覧になって驚いてください!

【編集部MEMO】
『魔物』あらすじ……主人公・華陣あやめは実力ゆえ将来を嘱望されながらも孤独を抱えて生きる美しき女性弁護士。彼女は誰にも属すことなく歩んできたからこそ、“弱さ“を武器にする女性をどこかで軽蔑してきた。ある日、そんな彼女の前に、美しく魅惑的な男、源凍也が現れる。実は、彼は“愛=所有”と信じる、危うさをはらんだ人間で、従順な妻もいますが、凍也には妻に対するDV疑惑がちらつくばかりか、有名大学教授殺人事件の容疑がかかる。そして、その事件をきっかけに、あやめと凍也という本来なら決して交わるはずがない2人が本能的に強く惹きつけられ、許されない恋に堕ちていく。