女優の麻生久美子が主演を務めるテレビ朝日『魔物』(毎週金曜23:15~24:15)の第7話が6日に放送。最終回を目前に控え、衝撃の展開に注目が集まっている。

  • 『魔物』 =テレビ朝日提供

5月30日に放送された第6話では、これまで凍也(塩野瑛久)の暴力を許していたあやめ(麻生)がグーパンチと平手打ちで反撃。凍也の妻・夏音(北香那)と共謀して“DV夫”凍也を傷害容疑で逮捕させるという予想のつかない展開で視聴者を驚かせた。このあやめの逆襲に、SNSでも「しっかりグーで殴ってたのじわじわくる」「よくやった!」との声が寄せられていた。しかし、凍也のさらなる報復をおそれる視聴者からは「まだまだ波乱の展開が待ってるようで……もうどうなるの~」「もうあっちもこっちも気になって、サスペンスとしてどんどん面白くなってるから本当に目が離せません!」と今後の展開へ期待の声が上がっていた。

そんななか第7話では、釈放された凍也が自分を裏切った女性たちへの怒りを増幅させ、復讐をスタート。あやめの周辺では、不審な嫌がらせが相次いで起き、あやめは凍也からの執拗な復讐におびえるようになる。

胸騒ぎを抑えきれず、最上陽子(神野三鈴)のもとを訪ねたあやめは、階段から突き落とされた陽子と、殺気をみなぎらせてたたずむ凍也の姿を目撃。そしてラストシーンでは、手錠をかけられ警察に連行される血まみれのあやめと、収納袋に入れられた遺体が運ばれていく衝撃の光景が映し出された。衝撃のラストシーンにSNSでは、「どういうこと??」「心臓がバクバク」と驚きの声が寄せられた。

【編集部MEMO】
『魔物』あらすじ……主人公・華陣あやめは実力ゆえ将来を嘱望されながらも孤独を抱えて生きる美しき女性弁護士。彼女は誰にも属すことなく歩んできたからこそ、“弱さ“を武器にする女性をどこかで軽蔑してきた。ある日、そんな彼女の前に、美しく魅惑的な男、源凍也が現れる。実は、彼は“愛=所有”と信じる、危うさをはらんだ人間で、従順な妻もいますが、凍也には妻に対するDV疑惑がちらつくばかりか、有名大学教授殺人事件の容疑がかかる。そして、その事件をきっかけに、あやめと凍也という本来なら決して交わるはずがない2人が本能的に強く惹きつけられ、許されない恋に堕ちていく。