アシックスジャパンは6月12日、高機能ランニングシューズ「GEL-KAYANO」シリーズから、安定性と快適性を追求した「GEL-KAYANO 32(ゲルカヤノ32)」6品番(各22,000円)をアシックスオンライン、アシックス直営店各店(ファクトリーアウトレットを除く)、一部のスポーツ用品店で先行発売する。全国のスポーツ用品店では6月26日から順次発売される。
GEL-KAYANOシリーズは、1993年から展開している同社を代表する長距離ランニング用の高機能モデルである。長時間走行してもスムーズな足運びができるようサポート力を高め、足元のぐらつきを抑えるなど、安定性を高めることで多くのランナーをフルマラソン完走に導いてきた。長時間の走行によるランニングフォームの変化に適応した「4D GUIDANCE SYSTEM(フォーディガイダンスシステム)」を採用し、安定性と快適性を両立させている。
4D GUIDANCE SYSTEMは、走行距離とともに変化するランナーの動きを研究し開発した複合的な機能構造である。かかと部に適切な傾斜をつけ、ヒールコンタクト(かかとからの接地)をよりスムーズにするとともに、ミッドソール(甲被と靴底の間の中間クッション材)を内側のかかと部から中部にかけて広がりをもたせた立体形状とし、走行時の過度な倒れ込みを抑制している。さらに、アーチ部に横に張り出すようにやわらかなフォームパーツを配置することで、疲労時に必要となる中部の安定性に加え、快適な履き心地が得られるようにしている。加えて、靴底の接地面積を広げることで、安定した足運びをサポートする。
今回発売する商品は、ミッドソール前部を前モデルより約2mm厚くしながら、全面にクッションフォーム材「FF BLAST PLUS (エフエフブラストプラス)」を採用し、軽量でやわらかなクッション性を実現。また、かかと部に足にかかる負担を軽減する衝撃緩衝機能「PureGEL(ピュアゲル)」を内蔵している。
アッパー(甲被)は、部位に応じて編み方や孔の大きさを変え通気性とフィット性を高めた「エンジニアードメッシュ」を採用。また、アッパー内側とベロ部をつなげた構造にすることで足とシューズの一体感、フィット性を向上させている。
靴底は、独自開発のラバー素材2種類を配した「HYBRID ASICSGRIP(ハイブリッドアシックスグリップ)」を採用し、グリップ力と耐久性を両立させている。中部にはさまざまな路面コンディションでも優れたグリップ力を発揮する「ASICSGRIP(アシックスグリップ)」を使用し、着地や蹴り出し時に力がかかりやすいつま先部とかかと部には同社従来ラバーと比較し約3倍の耐摩耗性をもつ「AHARPLUS(エーハープラス)」を採用している。これからランニングを始める人や、フルマラソン完走を目指す人に適した商品となっている。
男性用モデルは、スタンダード(品番1011C052)、ワイド(品番1011C051)、エキストラワイド(品番1011C054)の3種類のウイズがあり、価格はいずれも22,000円である。カラーはスタンダードが、ホワイト×オレンジグロー、ホワイト×ジャスパーグリーン、オートミール×メテオグレー、フラッシュレッド×ビートジュース、ブラック×グラファイトグレーの5色。ワイドはミッドナイト×ブラックの1色。エキストラワイドは、ホワイト×オレンジグロー、ピードモントグレー×グラベル、ウインターシー×ミッドナイト、ブラック×ホワイトの4色展開となる。
女性用モデルは、ナロー(品番1012B837)、スタンダード(品番1012B838)、ワイド(品番1012B839)の3種類のウイズがあり、価格はいずれも22,000円である。カラーはナローが、ブラック×ホワイトの1色。スタンダードが、ホワイト×オレンジグロー、オートミール×メテオグレー、ダークピンククレイ×ダークカラント、ブラック×グラファイトグレーの4色。ワイドが、ブラック×ホワイト、ホワイト×オレンジグロー、ブルーフェード×インディゴフォグの3色となっている。