京阪電気鉄道は、淀屋橋駅に隣接する「淀屋橋ステーションワン」(淀屋橋駅東地区都市再生事業)の竣工に合わせ、リニューアル工事を進めていた淀屋橋駅コンコースにおいて、「淀屋橋ステーションワン」との地下接続部分を6月1日から利用開始したと発表した。

  • 淀屋橋駅ラッチ内コンコース

リニューアルにあたり、「クラシックとスタイリッシュの同居」をコンセプトにデザインを一新。製造時のCO2排出量を通常より97%削減できる東海道新幹線車両由来の再生アルミを天井の一部に使い、CO2排出量の大幅削減と環境負荷の低減を実現した。

コンコース階の美装化に合わせ、御堂筋線(Osaka Metro)との乗換えで発生していた混雑の緩和を目的に、動線を見直した。6月1日にオープンした「淀屋橋ステーションワン」地下接続広場により、さらなる歩行環境改善を見込んでいる。

  • 地下接続広場とラッチ外コンコース

  • 南側ラッチ外コンコース

「淀屋橋ステーションワン」商業ゾーンの第1弾オープンを迎える6月23日から、ビル内の階段・エレベーター経由で地下接続広場と地上を結ぶ「京阪13号出入口」も使用開始予定。始発から終電までこの出入口を利用でき、バリアフリー動線としても利便性が向上する。