そろそろエアコンの出番ですが、夏は電気代がグッと上がりがち。でも、物価高が家計を圧迫する今、少しでも光熱費は安く抑えたいですよね。そこで今回は、節電につながる「上手なエアコンの使いかた」を紹介します!
上手なエアコンの使いかた
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効率的に冷房を使うには、カーテンで室内への熱の侵入を防いだり、フィルターをこまめに清掃したりすることなどが大切です。
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夏を快適に過ごすための上手なエアコンの使いかたをご紹介します
(@gov_onlineより引用)
上手なエアコンの使いかた
まずは、熱の侵入をいかに防ぐか。実は、室内に入り込む熱気のうち、73%が窓や扉などの開口部からなのだとか。そのため、カーテンを閉めておくのが効果的。日差しを遮るだけでなく、外出時にもカーテンを閉めておくことで、室内の温度上昇を抑えられます。厚手のカーテンや遮熱カーテンだとなおいいですね。
室外機の吹出口に物を置いたり、カバーで覆ったりしない
また、2週間に1度をめどに、エアコンのフィルターのほこりを水洗いするか掃除機で吸いとりましょう。フィルターが目詰まりしていると、冷暖房の効果が下がってしまいます。同様に、エアコンの室外機の吹出口に物を置いたり、カバーで覆ったりするのもNG。ただし、室外機に直射日光が当たると冷房効果が低下してしまうので、植木やすだれなどで日陰を作るといいそうです。
扇風機やサーキュレーターを併用して空気を循環させよう
こうした対策に加えて、空気をうまく循環させるよう工夫するとさらに効果アップ。
空気は、温度が高いと上へ行こうとする性質があるため、エアコンをつけたときに部屋の下のほうだけが冷たいという「温度むら」が発生しがち。するとエアコンは、部屋の上の温かい空気を吸い込んでしまい、まだ部屋が冷えていないと勘違いして部屋を冷やしすぎてしまうのだとか。
温度むらを解消するには、エアコンの風向を上方向や水平方向に調整したり、扇風機やサーキュレーターの風を天井へ向けて当てたりして、空気を上から下に循環させるのがポイント。少し暑いと感じたら、まずは設定温度を下げるよりも、エアコンの風量を強くしたり、扇風機やサーキュレーターを一緒に使ったりすると、同じ温度でも体感温度はより涼しく感じられるそうです。
帰ってきたらまず換気
また、外から帰ってきたら、エアコンを入れる前にまず換気を。コツは、部屋の対角線にある2つの窓を開けて空気の動線を作ること。もしも窓が1つしかない場合には、扇風機やサーキュレーターを窓の外へ向けて設置するといいそうです。
今すぐできる!おトクなエアコン使用術
少しでも節電しようと、リモコンの設定をいろいろと工夫している家庭も多いと思いますが、意外と勘違いしていることもあるのだとか。
最も誤解されがちなのが、エアコンで設定した温度が室温になるわけではないということ。エアコンの適切な設定温度は気温によって変わるので、夏場は「室温」28度以下を目安に調節するのがおすすめ。
また、風量「弱」は、時間あたりの電力消費量は少ないものの、快適な温度になるまでに時間がかかってしまい、「自動」よりも電力消費量が増えてしまうのだとか。さらに、スイッチを入れた直後に最も電力を消費するため、頻繁オン・オフにするのはNG。つけっぱなしが節電につながる目安は、日中で30分程度だそうです。
いかがでしたか? 「なるほど!」「そうだったんだ!」と思うようなポイントが一つでもあった方は、この夏、取り入れてみてくださいね。エアコンを上手に使って、かしこく夏をのりきりましょう!
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— 政府広報オンライン (@gov_online) June 3, 2025
📢上手なエアコンの使いかた
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効率的に冷房を使うには、カーテンで室内への熱の侵入を防いだり、フィルターをこまめに清掃したりすることなどが大切です。
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