西日本鉄道は、天神大牟田線の主力車両5000形のデビュー50周年を記念し、同車両から採用している塗装色「アイスグリーン」にちなんだ企画「西鉄電車アイスグリーン50周年企画」を実施すると発表した。
-
「西鉄電車アイスグリーン50th Anniv.コラボスニーカー」イメージ
5000形は1975年に登場し、今年10月にデビュー50周年を迎える。「視認性が高く、まち並みに映える」ことを意図した「アイスグリーンの車体にボンレッドの帯」のカラーリングは当時としては斬新で、5000形以外にも天神大牟田線の通勤形車両の多くに同様の塗装が採用された。現在、天神大牟田線で活躍する全285両の約6割をこのカラーリングが占めており、同線を代表するカラーリングとなっている。
50周年企画の目玉として、西鉄沿線の久留米市に本社・工場を構えるムーンスターと西鉄のコラボレーションによる「アイスグリーン色」のオリジナルスニーカーを制作した。アイスグリーンのアッパーにボンレッドのラインを施し、インソールに両社のロゴを印刷したオリジナルデザインで、500足限定。価格は1万3,200円で、サイズは22~29cm(1cm刻み)。5月28日まで特設サイトで予約を受け付ける。商品は9月中に発送予定とのこと。
-
西鉄とムーンスターのロコが入った限定デザイン
-
パッケージの一部パーツを切り取って組み立てるとオリジナルフォトフレームになる
企画の一環として、アイスグリーン仕様のラッピングバスを6月上旬から野間~天神間を運行(期間は2026年3月31日まで)。該当車両は桧原4927号とされ、西鉄バスナビアプリの「ついせき」機能を利用することで、リアルタイムの運行状況を確認できる。