阪神電気鉄道は10日、急行用の新型車両3000系を2027年春に導入するとともに、既存の急行用車両(8000系を除く)についてもエクステリアカラーの統一を進めると発表した。長年愛された「赤胴車」のイメージを受け継ぐ「Re Vermillion(リ・バーミリオン)」のカラーリングとする。
急行用の新型車両3000系は2027年春に1編成(6両編成。うち1両は座席指定サービスを提供可能な仕様)を導入した後、本数を順次増やす予定。「赤胴車」のバーミリオンが持つイメージを受け継ぎ、明るい未来を「かける」車両にふさわしいカラーとして「Re Vermillion」を採用する。
新型車両の導入を機に、既存の急行用車両も同様のカラーを用いたデザインに順次変更。「阪神電車の急行用車両はバーミリオン」というカラーイメージの定着を図る。車両形式ごとのデザインは決まり次第、改めて発表予定。急行用車両の8000系は「赤胴車」のバーミリオンとし、全19編成を対象に2025年から3~4年かけて順次施行するとのこと。