――特に率先してアドリブをされる方はどなたでしょうか。
私のお母さん役の緑子さんが本当にすごくて、緑子さんに乗っかってみんなでやるということが多いです。緑子さんは、アドリブの輪に入れていない人がいたら近くに寄って自然に入れる流れを作ったり、視野の広さがとても勉強になります。
――皆さん役になりきって会話されているので、アドリブも自然な掛け合いに?
そうですね。私がカメラワークを気にして、前は通らないようにしようとしていたら、緑子さんが「自然にその時に通れる道を通って大丈夫だよ」とおっしゃってくださって。そこからはカメラのことを意識しすぎず、役としてどう動くべきか、どう動きたいかということに集中して演じられるようになりました。
――アドリブ力が鍛えられそうですね。
鍛えられていると思います。ただ、アドリブも神戸の言葉で言わないといけないので、そこが難しいです。
――商店街シーンの撮影だと緑子さんとの共演が多いですか?
ほぼずっと商店街チームでいるので、皆さん同じぐらいですが、緑子さんは最初から娘のように接してくださって、久しぶりに会った時も「娘! 会えてなくて寂しかった」と言ってくださって。温かくて本当にお母さんみたいな方です。
――アドリブもすごいということですが、大ベテランの緑子さんからほかにも何か刺激を受けたことがありましたら教えてください。
緑子さんのお芝居はとても自然で、その場を心から楽しんでいるのが伝わってくるんです。その場を生きていて、何かハプニングが起きたとしても、役として、そのハプニングすら面白がるような。私自身、お芝居の時に段取りを気にしてしまったり、役としてそこに立つということが、まだまだ課題な部分もあって、緑子さんとお芝居ができて、とても勉強させていただいてます。アドリブに関しても、緑子さんが助けてくださると勝手に信頼してしまっているので、緑子さんの存在がとても大きく安心して会話することができるんです。
2005年12月24日生まれ、熊本県出身。2016年に女優デビュー。主な出演作はドラマ『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』『高嶺の花』(18)、『リーガル・ハート~いのちの再建弁護士~』(19)、『カンパニー~逆転のスワン~』『青のSP-学校内警察・嶋田隆平-』(21)、映画『偽りのないhappy end』(21)、『前科者』(22)、『少女は卒業しない』『クモとサルの家族』(23)など。
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