銚子電気鉄道は、2024年8月に譲受した南海電鉄所有の2200系に関して、現在は観光列車(22000形第2編成)として改修を進めており、2025年3月下旬の運用開始を見込んでいると発表した。

  • 車両搬入時の様子

銚子電鉄は安全・安定輸送の実現と新たな観光資源の発出を期待し、南海電鉄2200系の改修を進めている。車両デザインについて、座席シート柄と吊り革を港町・銚子の雰囲気に装飾するほか、展望席やカウンターバーを設置するなどアコモデーション改造(車内設備の改造)を実施するとのこと。車体外装カラーは南海電鉄2200系の現行塗装を採用するという。

車両改修にあたり、「銚子電鉄22000形第2編成 観光列車化プロジェクト」としてクラウドファンディングで支援を募集し、目標金額1,000万円を超える総額1,201万569円を集めた。これを観光列車化にかかる費用に充て、「銚子観光の玄関口」となる列車をめざし、改修工事を進める。