フジテレビの動画配信サービス・FODでは、18日にスタートするMBSのドラマ『アポロの歌』を、放送直後となる同日25時58分から独占見放題配信する(毎週火曜25:58~最新話配信)。

  • 『アポロの歌』

このドラマは、1970年に『週刊少年キング』で連載された鬼才・手塚治虫氏原作の壮大なSF青春ストーリー『アポロの歌』を現代解釈し実写化した作品。人間のダークな部分を掘り下げた手塚治虫のノアール作品“黒手塚”とも呼ばれており、大きな叙情詩の中で、手塚が真っ向から愛を描き讃歌を謳った傑作として、今改めて注目を集めている。

手塚氏が「愛のいくつかのケースについて、それが人間の生き方とどうかかわりがあるかを描きたいと思いました」という言葉を残した物語を、手塚プロダクション監修のもと、現代解釈版の物語として蘇らせる。

幼少期の母とのトラウマのせいで、愛を軽蔑して生きている大学生・近石昭吾役は、佐藤勝利が務める。今作で2年ぶりにドラマ主演を飾る。

昭吾の幼なじみで、歌手になる夢を見ながらバーで働いている渡ひろみ役は、高石あかりが務める。

監督・脚本は、『チワワちゃん』(19年)、『疑惑とダンス』(19年)、『とんかつDJアゲ太郎』(20年)、『真夜中乙女戦争』(22年)など、次々と話題作を発表して注目を集める、二宮健氏。

レギュラーキャストとして、昭吾の大学の友人・下田役を西垣匠。ひろみとバーで働く同僚の康子役を森田想。昭吾の母親・順子役を河井青葉。謎の男・山部役をふかわりょう。昭吾の大学の教授・榎役を池内博之が演じる。

■ストーリー

「そなたは何度もひとりの女性を愛するだろう。だが、その愛が結ばれる前に、そなたは必ず死なねばならぬ!」
幼少期に起きた母親とのトラウマで、愛を憎むようになった近石昭吾(佐藤勝利)は、愛してもいない女性の家に転がり込んでは金をもらい生活を続けていた。幼馴染の渡ひろみ(髙石あかり)との関係だけは特別な何かを感じていたが、ある日、ひろみが自らに好意を抱いていることを知った昭吾は、愛を憎むが故に決定的な間違いを犯し、ひろみを死なせてしまう。行きついた世界で、昭吾は女神にある罰を言い渡された。
それは「何度生まれ変わっても一人の女性を愛し、結ばれる前に死ぬ」というものだった――
逃れられない転生のループと女神の啓示により、昭吾は哀しみと絶望のなかで愛と向き合うことになり…!?

【編集部MEMO】
FODではこれまで、読売テレビ『キスでふさいで、バレないで。』『未成年~未熟な俺たちは不器用に進行中~』『帰ってきたらいっぱいして。』『好きやねんけどどうやろうか』『焼いてるふたり ~交際0日 結婚から恋をはじめよう~』、MBS『三ツ矢先生の計画的な餌付け。』『過保護な若旦那様の甘やかし婚』『佐原先生と土岐くん』『サブスク不倫』『結婚予定日』『彼女と彼氏の明るい未来』『シンデレラ・コンプレックス』『恋をするなら二度目が上等』『シークレット同盟』『ゴーストヤンキー』『ビジネス婚―好きになったら離婚します―』『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる』、ABCテレビ『僕らのミクロな終末』と、フジテレビ系列以外の在阪局制作ドラマを配信している。

(C)「アポロの歌」製作委員会・MBS