2025年度後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』のヒロインに決定し、注目を集めている高石あかり(高ははしごだか)。TBS系日曜劇場『御上先生』(1月19日スタート、毎週日曜21:00~)でGP帯初レギュラー出演、1月31日には映画『遺書、公開。』も控えるなど、今年はさらなる飛躍の年になりそうだ。高石にインタビューし、朝ドラヒロインの反響や意気込み、今の役者業への思いなどを聞いた。

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    高石あかり 撮影:蔦野裕

――小学生の頃から目指していた朝ドラヒロインの夢をつかんだ2024年は、ご自身にとってどんな1年になりましたか?

転機の1年だったなと思います。多くのご縁がつながっていることをすごく感じますし、改めて周りの方々の大切さというか、応援してくださる方々のことをすごく大切にしたいと強く感じた1年でもありました。

――朝ドラヒロインの反響はいかがですか?

大きすぎます(笑)

――どういう時に反響を感じますか?

お仕事でお会いした方が朝ドラヒロインとして知ってくださっていたり、まだ放送が始まっていない中で、こんなにも多くの方に知っていただけるんだなというのは驚きでした。先日(地元の)宮崎に帰った時に、宮崎の皆さんもすごく知ってくださっていて、温かい言葉をかけてくださったのがうれしくて、こういうところにも届いているのかと。周りの友人や家族にかけられる言葉もそうですし、反響の大きさに自分でも驚いています。

――朝ドラが決まって何か変えたことなどありましたら教えてください。

私自身、何か変えたということはないです。きっと環境が変わっていって、自分じゃない何かが変わっていくことはあると思いますが、私の中では今までと変わらず、周りの方への感謝や、お芝居が大好きであること、作品に夢中になることなど、これまで同様にしっかり少しずつ、背伸びしすぎない1年になればいいなと思っています。

――小学生の時の先生と朝ドラヒロインになるという約束をされていたそうですが、ご報告されましたか?

報告させていただいて、すごく喜んでくれました。夢をいただいた大切な方なので、それが叶ってうれしいです。

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――松江の没落士族の娘・小泉セツをモデルにしたヒロイン・松野トキ役を務められますが、どういう風に演じたいと考えていますか?

台本もまだなので、モデルである小泉セツさんや(セツの夫)小泉八雲さんを知っていくことから始めています。先日、松江にも行かせていただいて、少しずつですが歩み寄れているのかなと思います。

――放送が始まってから楽しみにしていることや期待していることをお聞かせください。

作品を見てくださる方が少しでも笑顔になったり、1日の始まりに見て楽しいと思えたり、そういう作品になることを願うというか、私自身がしっかりしないといけないと思うので、頑張りたいです。