JR東日本は、2025年3月15日のダイヤ改正で、利用の増加にともない武蔵野線で増発することを発表している。都内の駅などに置かれたダイヤ改正のパンフレットに概要が記載されており、平日夕夜間の通勤時間帯に上下各1本を増発。混雑緩和を図るという。
武蔵野線で増発する列車はダイヤ改正後、吉川美南駅19時34分発・西船橋駅19時59分着、西船橋駅20時10分発・東所沢駅21時11分着で運転。現在、吉川美南駅を平日の19時台に発車する西船橋方面の列車はおおむね7分程度の間隔で運転されているが、同駅19時27分発(東京行)から同駅19時37分発(海浜幕張行)まで発車間隔が10分となっていた。吉川美南駅を19時34分に発車する列車を設定することにより、前後の列車との運転間隔が短縮される。
西船橋駅を平日の20時台に発車する府中本町方面の列車も、同駅20時3分発から同駅20時15分発(ともに府中本町行)まで発車間隔が12分となっていたが、西船橋駅を20時10分に発車する列車を設定することにより、前後の列車との運転間隔が短縮されることになる。
なお、西船橋駅で武蔵野線と接続する京葉線も、平日・土休日の夜間に西船橋~海浜幕張間で2往復を増発(運転区間延長も含む)する予定。同区間で増発する列車は武蔵野線と同じく8両編成で運転するとのこと。通勤・通学や沿線施設来場者等の利便性向上を図るとしている。