サーバーワークスは1月28日、女性ITエンジニアに関する調査結果を発表した。調査は2024年11月26日~12月2日、全国に住む20歳以上の企業に勤める女性ITエンジニア270名を対象にインターネットで行われた。
エンジニアの種類
エンジニアの種類をたずねたところ、システムエンジニアが最も多く57%で、次に開発エンジニアが15.6%、インフラエンジニア(クラウドエンジニア含む)が10.7%だった。
現在の役職
現在の役職をたずねると、役職がないとの回答が67%で、チームリーダーが21.9%、課長以上の役職は11.2%だった。
年代別に役職を見てみると、20代、30代では役職がないと答えた人がそれぞれ84.3%、71.6%であるのに対し、40代では48.4%であり、半数以上がチームリーダーをはじめとし、何らかの役職があることがわかった。
現在の個人年収
個人年収については、最も多い層は500万円~700万円未満の31.1%で、次に300万円~500万円未満の28.1%だった。
個人年収を年代別に見てみると、20代、30代のボリュームゾーンは300万円~500万円未満であるのに対し、40代、50代では500万円~700万円未満が最も多い回答だった。
年収や役職が上がるように直接働きかけたことがあるか(上司にかけあうなど)どうかたずねたところ、あると答えたのは22.2%、ないと答えたのは71.5%だった。
副業について
副業についてたずねたところ、現在副業をしている人は13.3%だった。最も多かった回答は「したことはなく今後も興味がない」の42.6%だった。
育休取得について
育休取得についてたずねたところ、「子どもはいない」または「答えたくない」との回答を除き、「取得したことがある」人は71.3%、「取得する機会はあったが、取得したことはない」との回答は28.7%だった。
育休を取得した人に期間をたずねたところ、最も多かったのは「半年以上1年未満」で32.8%、次に「1年以上」の25.4%だった。