アイドルグループ・Travis Japanの松田元太が、4月スタートのフジテレビ系ドラマ『人事の人見』(毎週火曜21:00~)に主演することが、25日に放送された同局系バラエティ番組『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』で発表された。松田は、地上波ドラマ単独初主演、G帯ドラマ初主演となる。

  • 松田元太

このドラマは、古い熱血体質の残る大企業を舞台に、おバカでピュアすぎる主人公・人見廉(松田)と、会社を変えたいと願いながら日々奮闘するヒロイン・真野直己が、個性豊かな人事部の面々と共に会社の中で巻き起こる社員のさまざまな問題と向き合いながら、「現代人の悩み」に立ち向かっていくオリジナルストーリーストーリー。

人見は、海外からヘッドハンティングされたといううわさで、鳴り物入りでやってきたが、実際には“おバカでピュア過ぎる男”。ビジネスマナーや事務能力がないだけでなく、社会常識に欠け、簡単な計算すらできず、言葉も知らず、忘れ物も多く、全てにおいて抜けすぎている。しかし、素直すぎるほど素直で、とんでもなく情に厚い。常識にとらわれないため、突拍子もない解決策を提案するので、社内で波風を立て、真野をはじめとした人事部の面々から呆れられる。なぜか結果的に問題を解決したり、相談者の悩みを解きほぐしたりするが、周りの人間は、いつか人見の行動が裏目に出るのでは…?と常にヒヤヒヤしている。

この日の『ドッキリGP』では、松田に架空のインド映画の準主役オーディションを開催。インド人映画監督による“忍者”がテーマの物語で、主人公の幼なじみの忍者役を日本人俳優の中からオーディションで選ぶということで、松田が参加することに。俳優としての活躍がめざましい松田にとって、『RRR』の世界的ヒットが記憶に新しい「インド映画」とあって、世界進出もかかっており、俳優人生をかけて勝ち取りたい作品だ。

気合いの入った松田は、インドの制作スタッフからの無理難題に応えて、第一次審査を通過。そして、その後の審査も奮闘し、最終審査まで残った松田は手応え十分だったが、監督が発表した合格者は、まさかの人物で…。

そして、今回のオーディションが『ドッキリGP』が仕掛けたものだと分かると、松田は落胆。しかし、4月期火9ドラマの主演が言い渡されるとパニックになった。番組のエンディングでは、さらなるサプライズとして、今回から松田が『ドッキリGP』のレギュラーメンバーに決定したことも発表され、松田はますます喜びをあらわにした。

コメントは、以下の通り。

■松田元太(Travis Japan)

――今作の主演決定をドッキリで知ったことについて。

「正直、今も“ドッキリじゃないか?”と疑っている自分がちょっぴりいます…。でも、ドラマやお芝居が自分は大好きなので、これからどんどんトライしていきたいと思っていた時に、今回のお話がいただけてうれしかったです。“主演”というのも、すごく大きな役割をいただいたと思っているので、全力で挑戦したいと思っています。」

――台本を読んで、今作の印象は?

「“人見廉”というキャラクターは“松田元太だな!”と思いました。自分と重ね合わせながら、演じられる役でありながら、その中に意外なギャップがあったり。人見は人を助けようとする思いもあるのかもしれないですけど、楽しむこと、真剣に取り組むということが軸にあるんだと思います。“人見って面白い人だな”と思う部分がたくさんあって、そんな人見の真っすぐな言葉がたくさんの人に刺さると面白いだろうな。見てくれた人が助けられたり、勇気づけられたり、日々のお仕事や生活が明るくなって、前向きになれる作品になると思います」

――地上波ドラマ単独初主演およびフジテレビドラマ初主演となります。意気込みをお聞かせください。

「いやもう、うれしいです!ちょっと前に山田(涼介)君主演の『ビリオン×スクール』に生徒役で出させていただきましたが、今回は主演!しかも、(ゴールデン帯の)夜9時ですよ!“9時主演”はマジでエグいと思います。たくさんの方に見てもらえると思うので、本当に幸せですし、感謝です。とにかく“火9はエグい!”と思いました」

――演じるうえで心がけようとしていることはありますか?

「あまり考えすぎず、会話をしている相手の温度感や、人と向き合ったその時の感情を大事にして、瞬間、瞬間を全力でぶつかっていきたいなと思っています。せりふの言い回しもナチュラルに、人間味がちゃんとそこにあるようにしたいです。ドラマなので、フィクションなんだけど、ノンフィクションみたいな…?伝わります?“俺はまっすぐぶつかってんだぜ!”という。とにかくまっすぐに!人見廉として、目の前の人が困っていたら、その人が困っていることについて全力でぶつかって、寄り添って、自分のスタイルで解決していきたいなと思っています!」

――2024年は飛躍の年になったかと思いますが、2025年はどんな1年にしたいですか?

「2024年は、ファンの皆さん、視聴者の皆さんにたくさん勇気づけられて、元気をもらった一年だったんです。2025年は、年の始まりからこのドラマとともにスタートするので、今度は僕が、いつも応援してくれているファンの皆さん、ドラマを見てくださる方々に、ちょっとでも元気やポジティブになれる感情を与えて、お返しできるようにしていきたい。まずはドラマに全力で向き合って、ハッピーをフォーユーします!!」

――視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

「人見廉を演じます、松田元太です。このドラマを通して、ポジティブな気持ち、ハッピーな気持ち、幸せや感謝、心が温まる瞬間というのを、皆さんにたくさん届けられるように、僕も楽しく、明るく、作品に取り組んでいくので、楽しんで見ていただけたらうれしいなと思います!」

■脚本:冨坂友氏(「アガリスクエンターテイメント」主宰)

「この度、『人事の人見』の脚本を担当させていただきます。1時間尺の連ドラは初めてなのですが、いきなりこんな環境なので、震えるというか身が引き締まる思いです。本作はいわゆる“型破り主人公”のお仕事ドラマですが、よく考えたらドラマの主人公って型破りなのがデフォルトな気もするので、その中でもちゃんと型を破ってコメディーにしていくのを意識しようと思います。と同時に、人権や労働問題の話でもあるので、誠実に、寛容さと思いやりを手放さないような話を書けたらと思っています」

■企画・プロデュース:後藤博幸氏

――企画意図

「今を生きるほとんどの人には、なんらかの悩み事や辛かったり、悲しかったりすることがあると思います。そんなストレス社会で頑張っているみなさんへ希望、勇気、元気をお届けしたい、そんな思いで今回のドラマを企画しました。会社という組織は社会の縮図のような場所だと考えます。どこの会社でも日々起こっているようなアクシデントやトラブルなどの諸問題を、主人公を中心とした個性豊かな人事部の面々が一刀両断していく、笑いあり涙ありの痛快オフィスエンターテイメント『人事の人見』、どうぞご期待ください!」

――起用理由

「主人公・人見廉は、中学卒業後バックパッカーとして世界中を放浪していたため、会社勤めの経験が無く、世間の常識も会社のルールも知りません。よって、人事部に持ち込まれる一筋縄ではいかない諸問題に対して、唯一無二のピュアさと本能でとことん人と向き合い、毎回、奇想天外かつ荒唐無稽な行動に出る、とてもユーモラスなキャラクターです。テレビを中心に様々なジャンルで活躍されている松田元太さんを目にするたび、そのピュアで天然な様が強く印象に残っており、今回の企画を立ち上げて間もない時期に、人見廉は松田元太さんそのものだと確信しオファーさせていただきました。松田さんを当て書きした脚本となっておりますので、そこも意識してご覧いただけると幸いです!」

【編集部MEMO】
松田元太は、お昼のバラエティ番組『ぽかぽか』の月曜レギュラーについても、『ドッキリGP』のドッキリに絡めて発表された。

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