京成電鉄は2019年度から新造してきた3100形に代わり、2024年度から3200形の新造に切り替えるとのこと。今年度の新造は6両1編成のみだが、今後は編成車両数を組み替えられる車両として、「運用上、4両・6両・8両といった編成を組むことで、輸送需要に見合った効率的な走行ができます」との説明もあった。3200形の導入にともない、既存の3500形をはじめ製造から40年以上が経過した車両を対象に置き換えていくという。3200形はおもに京成本線で運行予定だが、押上線や千葉線での走行も可能とのこと。同社の通勤車両における新たな「顔」として、京成線内のみならず相互直通運転を行う各路線でも見られるようになることを期待したい。

新型車両3200形の営業運転開始に先立ち、2月15日に「3200形デビュー記念 撮影会付き乗車ツアー」を開催予定。八広駅を出発した後、途中で3200形の撮影会も行われる予定となっている。2月22日以降、「3200形運行開始記念乗車券」の発売も予定している。

  • 新型車両3200形の運転台

  • 新型車両3200形の車内

  • 新型車両3200形の外観