JR九州は、2025年3月15日のダイヤ改正で、宮崎地区の日豊本線などで朝の時間帯に運転している特急列車の下り「ひゅうが5号」について、運転時刻を見直し、宮崎駅へ8時前に到着するダイヤとすることで通勤通学の利便性向上を図ると発表した。

  • 特急「にちりん」「ひゅうが」などに使用される6両編成の787系

現行の下り「ひゅうが5号」は延岡駅7時0分発・宮崎駅8時9分着・宮崎空港駅8時23分着で運転。延岡~宮崎空港間で途中の南延岡駅、門川駅、日向市駅、都農駅、高鍋駅、佐土原駅、宮崎駅、南宮崎駅に停車する。DXグリーンのある787系6両編成で運転され、普通車は全車自由席となっている。

2025年3月のダイヤ改正で、「ひゅうが5号」の時刻を繰り上げる。延岡駅の発車時刻は8分早くなり、同駅6時52分発に。他の停車駅も発車時刻が現行より早くなっており、門川駅と日向市駅は12分、都農駅から先の停車駅は10分繰り上げられる。宮崎駅の到着時刻も10分繰り上げられ、ダイヤ改正後は同駅7時59分着。終点の宮崎空港駅は8時17分着とされ、6分繰り上げられる。