きょう18日にスタートする日本テレビ系ドラマ『アンサンブル』(毎週土曜22:00~)。「現実主義」の女性弁護士(川口春奈)と、「理想主義」の新人弁護士(松村北斗)が、様々な恋愛トラブルの裁判に挑みながら、そこで得た「恋の教訓」を自分たちの恋愛に生かしていく、オリジナルのリーガルラブストーリーだ。

今回初共演となる2人が取材に応じ、互いの印象や見どころなどを語った――。

  • 川口春奈(左)と松村北斗 (C)日テレ

リーガルという枠にとらわれない人間ドラマ

――今作への出演オファーを受けた際の感想からお聞かせください。

川口:いろんな要素があると思いました。恋愛もそうですし、毎回トラブルを解決していく弁護士という職業の部分でもそうだし、家族の話でもある。人と人とのつながりみたいなものがすごく詰まってる作品で、決してリーガルという枠だけにとらわれない、自分自身を見つめ直して成長していくようなストーリーだと思いました。

松村:弁護士モノからちょっと離れた場所にある温かさや、すごく広い意味での愛など、そういうものが中心になっていて、温かくて優しいお話だなと思いました。それでいて笑えるところもちゃんとあるので、これは土曜22時といういろんな年齢層の方が家でテレビをつけている時間にすごくふさわしいなと思って、そんなドラマにこの役で出られることにすごくうれしく思いました。

――冬ドラマの撮影に向けてどんな準備をされましたか?

川口:あらゆる寒さグッズを用意して、健康管理に気をつけています。めちゃくちゃ難しい専門用語が出てくるわけではなく、人間ドラマだと思っているので、そこは役者さんやスタッフの皆さんとコミュニケーションを取りながら、いいものが作れたらなと思います。

松村:僕は実際の性格が、どっちかというと臆病だったりくよくよししたりするんですけど、役が全くそうじゃないんです。自分からあふれ出る太陽みたいなものを周りにもどんどん与えていくようなキャラクターなので、できるだけ日常でもくよくよしないように、役に近い心持ちで生活するように気をつけています。

「実は暗いんでしょ?」とか言わないで

――撮影において、お互いにお願いしたいことはありますか?

川口:仲良くしたいですね(笑)

松村:そのほうがいいですよね(笑)。全員でコミュニケーションとったほうがいいですよね。

川口:大人になって人見知りになったんですよ(笑)

松村:あります!? そんなパターン。

川口:ありますあります。「大丈夫かな、今しゃべりかけて」って思っちゃうタイプなので。そこは変に気をつかわずディスカッションできればいいなと思います。

松村:僕は自分の明るい部分を大切にしようと思っているので、「実は暗いんでしょ?」とか、素に戻りそうなワードを言わないでほしいなと思います(笑)

川口:そんなこと思ってないですよ!

松村:本当ですか? 「実は結構心配性でしょ?」とかもやめてほしいです。「本当に太陽みたいだね」って言ってほしいです。

川口:分かりました。肯定し続けます(笑)