元和牛の川西賢志郎が2025年2月15日、エッセイ『はじまりと おわりと はじまりと ―まだ見ぬままになった弟子へ―』(KADOKAWA 四六判並製/216頁予定 1,760円)を発売する。
カバー写真は川西みずから撮り下ろし
「M-1グランプリ」では2015~19年まで5年連続で決勝進出、16~18年に3年連続準優勝となり、漫才師として確実な地位を築いていた最中、2024年3月末に突然解散した和牛。同作は、今後の活動について公には語ってこなかった川西賢志郎が、漫才師という肩書をおろすと同時に、自分の未来へ向けて書き下ろした自伝的エッセイとなる。
本書では、もしも弟子を取っていたら伝えたかったことをテーマに、M-1で準優勝するまでの道のりから、テレビ・舞台に対する考え方、笑いや芸人の在り方について、またそれらを通して見えてくるこれからの自身の笑いについても、広く明かされる。 また、カバー写真は川西みずから撮り下ろし。本書に登場する故郷・池島町の風景を切り取った。
川西賢志郎 コメント
これまで自分が漫才師として、何を経験して、何を考えて、何を大切にしてきたのか。 漫才師を辞めることになったからこそ、一冊の本にしようという思いに至りました。この本で、きっちりと自分の人生に区切りをつけて、これからに進んでいける本になっています。ごくごく個人的な体験や思考ばかりです。 でも、だからこその生々しさを帯びた本であると思っています。読み終えた皆さんが抱くのが、共感なのか反発なのか、両方なのかまた別の感情なのか。皆さん自身がどんな人間なのかが、より明確になるきっかけとなる本になっていればとも思っています。
【編集部MEMO】
川西賢志郎 は、1984年1月29日生まれ、大阪府東大阪市出身。2006年からお笑いコンビ“和牛”のツッコミとして活動し、「M-1グランプリ」にて16~18年の3年連続で準優勝を獲得。24年3月にコンビを解散し、その後は芸人活動を続け、ライブやテレビ番組、ドラマなどに出演。