俳優の六角精児さんが、「酒」と「鉄道」という偏った視点により日本を再発見するNHKの旅番組『六角精児の呑み鉄本線・日本旅』。12月12日から放送の第37弾は、秋の九州でJR豊肥本線と南阿蘇鉄道を旅する。「大分から熊本にかけて、名水が生み出す美酒との出会い」があるという。

  • 『六角精児の呑み鉄本線・日本旅』の第37弾は「秋・豊肥本線、南阿蘇鉄道を呑む!」

JR豊肥本線と南阿蘇鉄道は、2016年4月に発生した熊本地震で甚大な被害を受け、長期間の運休を余儀なくされた。豊肥本線は2020年8月に全線で運転再開。南阿蘇鉄道は2023年7月に全線で運転再開し、立野~高森間での運行に加え、一部列車が豊肥本線の肥後大津駅まで乗り入れている。

六角さんは豊肥本線で高低差188mを克服するスイッチバックを堪能するほか、熊本地震被害から7年ぶりに全線運転再開した南阿蘇鉄道で阿蘇カルデラ内部の絶景旅を楽しむ。バスで阿蘇山中岳の火口も見に行くという。「圧巻、幅120mの滝!」など絶景も登場する。

「自分で作った米で昔ながらの日本酒造り」「麦焼酎をあえて米こうじで造る理由とは?」「震災に負けない熊本最古の酒造の自慢の日本酒」も紹介。地元のグルメも登場し、熊本名物「あか牛」に舌鼓を打つ場面も。「城下町・竹田市の居酒屋で元洋食の料理人が作る絶品料理」もあるとのこと。

  • 阿蘇カルデラの車窓風景を楽しむ六角さん

  • 地元と酒とグルメ、絶景も紹介

『六角精児の呑み鉄本線・日本旅』の第37弾「秋・豊肥本線、南阿蘇鉄道を呑む!」は、12月12日21時からNHK BSプレミアム4K、12月17日18時からNHK BSで放送。12月17日12時からNHK BSプレミアム4Kで再放送も予定している。