“日本一のコント師”を決める大会『キングオブコント2024』の決勝が、12日(18:30～21:56)にTBSで生放送される。決勝初進出を決めたお笑いコンビ・ダンビラムーチョ(大原優一、原田フニャオ)に喜びや意気込みを聞いた。
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『キングオブコント2024』ファイナリストのダンビラムーチョ(大原優一、原田フニャオ) (C)TBS
今年も『お笑いの日』(12日14:00～21:56)のフィナーレとして開催される『キングオブコント』。決勝進出を決めたのは、cacao(初)、ダンビラムーチョ(初)、シティホテル3号室(初)、コットン(2)、ニッポンの社長(5)、ファイヤーサンダー(2)、や団(3)、ラブレターズ(5)、隣人(2)、ロングコートダディ(3)の10組(エントリーナンバー順、カッコ内は決勝進出回数)。史上最多エントリー数3139組の頂点に立ち、17代目キングの称号と優勝賞金1000万円を手にするのはどの組か。
――決勝進出が決まった心境からお聞かせください。
原田:うれしいですね。準決が今年4回目で、落ちるときめっちゃ悔しくて、今年は決勝に行きたいという気持ちが強かったので、その分うれしいです。
大原:前のマネージャーが僕らとそいつどいつと男性ブランコを担当していて、結果発表を言いに来るとき、僕らのところでは苦い顔をしながらカメラを回していて、あとでそいつどいつと男性ブランコに聞いたらにこやかに回していたというのがあって、今回行けてよかったなと(笑)。あのときはすごく悔しかったので。
――『M-1グランプリ』では2018年に準決勝に初進出、そして昨年決勝に初進出され、漫才が強いイメージを持っている方も多いかと思います。
大原:基本的に普段、吉本の劇場とかでは漫才をやっていて。
原田:『キングオブコント』もずっと出続けてダメだったんですけど、YouTubeの“野球あるある”を10年間ぐらい続けていて、その1個のネタを『キングオブコント』でやったらめっちゃウケて結果も出て、もしかしたら“野球あるある”がコントみたいな感じでずっと力になっていたというか、それがつながったのかもしれないです。
大原:意外に『M-1』よりも『キングオブコント』のほうが準決勝には行っていて、向いている可能性があるなと。今年に入ってコントの単独ライブをやって『キングオブコント』を頑張りたいよねと。
原田:ネルソンズさんとかも『お前らコントだぞ!』と言ってくれていたので、もしかしたらどっちも行けるのかなと思っていました。
――この1年間でパワーアップしたことは?
原田:今までは準決に行けて喜んでそこで終わっていたんですけど、決勝に行くためにもっとブラッシュアップしようと変えてやったところが感触良くて。突き詰めるというか、ほかの芸人のアドバイスとかを全部入れて戦った感じです。
大原:今年は2本ちゃんと作れたというのがあります。
――準決勝の手応えはいかがでしたか?
原田:今までより一番ウケの感触はありましたね。
大原:今回が一番ホーム感あったなと。
原田:俺らのことを知ってくれていて、ふざけるのを楽しみにしてくれている感じがあったのでめっちゃやりやすかったです。『M-1』の力もあるかもしれないですね。
大原:2022年の『M-1』の敗者復活戦ぐらいからお笑いファンの認知度が上がって、そこから去年も行けたと思っていますし、今回の『キングオブコント』もすごくやりやすい空気でできたなと思います。
