女優の安達祐実が13日、東京・渋谷のNHKで行われた土曜ドラマ『3000万』(10月5日スタート、総合 毎週土曜22:00~)の試写会・出演者会見に、共演の青木崇高らとともに出席。明日14日に43歳の誕生日を迎える安達への誕生日サプライズが行われた。

  • NHK土曜ドラマ『3000万』出演者会見に出席した安達祐実と青木崇高

会見の最後に主演の安達の1ショット撮影が行われ、それが終わるとバースデーソングが流れ、すでに会場の外に出ていた青木がケーキを運びながら再登場。安達は特製ケーキに「すごい」と満面の笑みを見せた。

そして、安達は「私は43歳になります。40代も楽しく生きておりますが、これからもこういう素敵な作品に巡り合えるという希望を持ちながら、楽しく生きていければと思います」と抱負を述べ、「ありがとうございます」と感謝した。

本作は、2022年にNHKで新たに立ち上げられた脚本開発チーム「WDRプロジェクト」から生まれたドラマ第1弾。応募総数2000以上の中から選出された脚本家4人、弥重早希子氏、名嘉友美氏、山口智之氏、松井周氏が、互いのアイデアを掛け合わせ、各々の持ち味をかけ算することで、より完成度の高いドラマ脚本を開発した。

物語は、日々の生活、子育て、チャンスのない社会、将来への不安……現役世代の等身大の悩みを抱える佐々木家の面々が、ふとした出来事をきっかけに日常が激変し、泥沼にハマっていくクライムサスペンス。主人公・佐々木祐子を安達祐実、祐子の夫・義光を青木崇高が演じる。

安達は「NHKさんでドラマの主演をやらせていただけるなんてこれが人生最後かもしれないと思って、すごい意気込みで撮影をさせていただきました」と並々ならぬ思いを述べ、「とても自信をもって面白いと、皆さんに勧められるものができたと思っています」と語っていた。

会見には、脚本を手掛けた弥重早希子氏、名嘉友美氏、山口智之氏、松井周氏、演出の保坂慶太氏も出席した。