福井県福井市を中心に列車を運行するえちぜん鉄道と福井鉄道は、交通系ICカード「ICOCA」を導入し、10月11日から利用開始すると発表した。ICカードサービスの導入により、スムーズな乗降りや他の交通機関との相互利用など、利用者の利便性向上を図る。

  • えちぜん鉄道と福井鉄道が「ICOCA」を導入。10月11日から利用開始する

えちぜん鉄道は勝山永平寺線・三国芦原線(フェニックス田原町ライン含む)、福井鉄道は福武線でそれぞれサービス開始。「ICOCA」カードは、えちぜん鉄道と福井鉄道の「ICOCA」取扱窓口のほか、JR西日本やハピラインふくいのおもな駅でも購入できる。「ICOCA定期券」は、えちぜん鉄道と福井鉄道の「ICOCA」取扱窓口で購入できる。

えちぜん鉄道の「ICOCA」取扱窓口は、福井駅、福井口駅、越前開発駅、越前新保駅、観音町駅、松岡駅、永平寺口駅、勝山駅、西別院駅、田原町駅、福大前西福井駅、新田塚駅、西長田ゆりの里駅、あわら湯のまち駅、三国駅。福井鉄道の「ICOCA」取扱窓口は、たけふ新駅、神明駅、浅水駅、田原町駅、(福井駅西口)まちなが案内所とのこと。

なお、新規でICカードを購入する際、デポジットとして500円を含む金額で販売。デボジットはカードの払戻しを行う際に返金される。今回、「ICOCA」が利用可能となる区間では、全国相互利用サービス交通系ICカードの「Kitaca」「Suica」「PASMO」「TOICA」「manaca(マナカ)」「PiTaPa」「SUGOCA」「nimoca」「はやかけん」も利用できる。