JR四国は、松山駅の高架線への切替えにともない駅舎を西側に移転し、バリアフリー設備の充実と利便性向上を図った新駅舎での営業を9月29日から開始すると発表した。
新駅舎の自動改札機は中央改札4通路・南改札1通路を設置。JR四国で初というウォークイン改札も導入する。自動改札機は通常のきっぷに加え、チケットアプリ「しこくスマートえきちゃん」で表示されるQRコードをかざして通過できる。
その他のおもな設備として、「みどりの窓口」と旅行センター(JR四国ツアー松山支店)、自動券売機2台(近距離きっぷ・自由席特急券・新幹線自由席特急券等が購入可能)、指定席券売機1台(在来線特急や新幹線の指定席券が購入可能)、「みどりの券売機プラス」1台(指定席券売機の機能に加えオペレーター対応によるきっぷの購入が可能)を設置する。
バリアフリー設備として、エレベーター(1・2番のりば1基、3・4番のりば1基)、エスカレーター(1階と2階、2階と1・2番のりば、2階と3・4番のりばをそれぞれ結ぶ上下各1基の計6基)、バリアフリートイレ(改札内2ブース・改札外2ブース)、授乳室(改札内2部屋)も用意。誘導チャイム・内方線付き点状ブロック・点字案内板等も設ける。