JR東日本の特急形電車185系が、信州の列車旅を楽しむ旅行商品専用の団体臨時列車「国鉄型185系南小谷行き」に。新宿駅を7月13日深夜に発車した後、一夜かけて中央本線や大糸線など走行。翌朝、南小谷駅に到着する臨時列車として運行された。
国鉄時代末期の1986年頃から「シュプール白馬号」として大糸線に乗り入れていた185系が、夜行の団体臨時列車として再び大糸線へ。定期運行終了後も臨時列車等で活躍を続ける185系のうち、車体側面に配した緑色の斜めストライプが特徴のB6編成(6両編成)を使用。新宿駅を7月13日の23時すぎに発車したという。
中央本線・篠ノ井線を経由し、松本駅から大糸線に入った185系は、途中の駅で普通列車との待ち合わせを行いつつ、6時40分すぎに信濃大町駅へ到着。車体前面には「団体」と表示されていた。
長野県小谷村の観光公式サイトによれば、185系団体臨時列車(団臨9424M)は南小谷駅に8時4分着とのこと。到着に合わせてイベントが開催され、歓迎演奏や料理のふるまい、貴重な写真を使用したポストカード(3枚1組 / 1名1組)のプレゼントなど行うとしている。