King & Princeの永瀬廉が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『東京タワー』(毎週土曜23:00~)第6話がきょう25日に放送され、修羅場展開にSNSでは驚きの声が上がっている。

(この記事はネタバレ、第7話の予告を含みます)

  • MEGUMI、松田元太=テレビ朝日提供

■直木賞作家・江國香織氏の恋愛小説を実写ドラマ化

2005年に黒木瞳×岡田准一で映画化された、直木賞作家・江國香織氏の恋愛小説を連ドラ化。永瀬演じる21歳の青年・小島透と、20歳以上年の離れた人妻・浅野詩史(板谷由夏)の美しくも許されない愛、その儚く甘美な世界を、現代の東京の最旬スポットを舞台に、令和という新しい時代ならではのストーリーとキャラクターで大胆に描き出す。透&詩史とともに、松田演じる大学生・大原耕二耕二とMEGUMI演じる孤独を抱える主婦・川野喜美子の“危うい関係性”も描かれる。見逃し配信総再生数は935万回を突破(ビデオリサーチにて算出/4月21日~5月16日)し、TVerのランキングでも毎話1位にランクインするほどの熱い注目を集める同作。

■比奈に情事の動画撮影され、脅される耕二

第6話では、喜美子の娘・比奈(池田朱那)から、喜美子との情事の動画を見せられた耕二。「お母さんのこと好きなの? 付き合ってるの? これ不倫だよね!?」と畳み掛けられ、喜美子に言わない代わりに「私と付き合って」と迫られる。そんな状況を打ち明けられた透は、「もう会えなくなるのかな、喜美子さんと……」と、切なそうな表情を浮かべる耕二に、「もしかしたら、本気で惹かれていたのかもしれない。当の本人も気づかないほどに」と想像以上に真剣な思いを知ることに。比奈は大学の教室にまで現れ、耕二は「本当にごめん! もう二度と喜美子さんには会わない。約束する。だからどうか、あの動画を消してほしい」と土下座。しかし「そんなに好き? お母さんのこと」「だったらさぁ、私とも寝てよ」「そしたら全部なかったことにしてあげる」とさらに迫られる。絶望の中帰宅する耕二に喜美子が会いに来るも、この状況を伝えられない耕二は「頼むからもう構わないでほしい」と冷たく突き放すのだった。

帰宅すると、なんと合鍵を作って部屋に上がり込んできた比奈が。「早くセックスしよ?」と服を脱ぎ始め、下着姿で迫る。さらには、由利(なえなの)とのデート中にも出没。比奈は「不倫した人間が幸せになるなんてありえないでしょ」と、全く態度を変えない。追い詰められた耕二は、「すべて喜美子さんに話して終わりにしよう、終わりにするしかない」と決意するが、帰ってきた自宅には、比奈、喜美子、由利の姿が――という修羅場を予感させる展開で幕を閉じた。

耕二の物語が大きく動いた第6話。SNSでは、「別のドラマかと思った」「急なホラー展開」「ホラー映画見てるんか思った」「最後ど修羅場すぎる」「不倫相手、その娘、彼女が自宅に大集合とか大修羅場すぎる」との反響が。さらに、耕二役の松田の芝居に「目線とか表情リアルすぎて」、「演技上手すぎる」、比奈役の池田朱那の芝居に「ゾッとする演技が凄かった」「比奈ちゃんの怪演が凄かった」とそれぞれ絶賛の声が寄せられている。

来週、6月1日放送の第7話では、耕二から「助けてくれ」というメールを受けて駆けつけた透も、3人の女性が集う状況に言葉を失う。そんな耕二に同情すると同時に、かすかな羨ましさも抱く透。耕二のように全てが明るみになったら、詩史も夫の英雄(甲本雅裕)と別れることになるのだろうか――淡い期待を抱いてしまう中、ついに詩史との泊まりがけの軽井沢旅行に出かける日がやってくる。

【編集部MEMO】6月1日放送第7話あらすじ
川野喜美子(MEGUMI)との関係が知られたことで、喜美子の娘・比奈(池田朱那)から「お母さんにバラされたくなかったら私とも寝て」と迫られていた大原耕二(松田元太)。比奈の奇怪な行動が、喜美子への怒りや嫉妬だったと知った耕二は、喜美子のためにも全てを明かし、この禁断の関係を終わらせようと決意していた。しかしその矢先、比奈がさらなる過激行動に……なんと由利(なえなの)、喜美子までも伴って、耕二のアパートに押しかけてきたのだ。喜美子、比奈、そして由利――3人の女性が顔をそろえ、ついに壮絶な修羅場を迎える。耕二からの「助けてくれ」のメールを受けて駆けつけた透(永瀬廉)も、言葉を失ってしまう。そんな耕二に同情すると同時に、かすかな羨ましさも抱く透。耕二のように全てが明るみになったら、浅野詩史(板谷由夏)も夫の英雄(甲本雅裕)と別れることになるのだろうか――いやでも淡い期待を抱いてしまう中、ついに詩史との泊まりがけの軽井沢旅行に出かける日がやってくる。ふたりは、誰にも邪魔されない時間を満喫するが……。