King & Princeの永瀬廉が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『東京タワー』(毎週土曜23:00~)第6話がきょう25日に放送される。

  • 松田元太、永瀬廉=テレビ朝日提供

■直木賞作家・江國香織氏の恋愛小説を実写ドラマ化

2005年に黒木瞳×岡田准一で映画化された、直木賞作家・江國香織氏の恋愛小説を連ドラ化。永瀬演じる21歳の青年・小島透と、20歳以上年の離れた人妻・浅野詩史(板谷由夏)の美しくも許されない愛、その儚く甘美な世界を、現代の東京の最旬スポットを舞台に、令和という新しい時代ならではのストーリーとキャラクターで大胆に描き出す。透&詩史とともに、松田演じる大学生・大原耕二とMEGUMI演じる孤独を抱える主婦・川野喜美子の“危うい関係性”も描かれる。見逃し配信総再生数は1,060万回を突破(ビデオリサーチにて算出/4月21日~5月23日)し、オシドラサタデー枠全話歴代最高数値を早くも第5話放送後の時点で超えている。

■耕二、比奈からスマホで撮影した情事の動画見せられる

先週放送された第5話ラストでは、耕二と喜美子の禁断の情事を、喜美子の娘・比奈(池田朱那)が目撃してしまう、というドロ沼展開に。今夜の第6話では、耕二が比奈からスマホで撮影した情事の動画を見せられ、喜美子には言わない代わりに「私と付き合って」と迫られる。心に深い傷を負った比奈から由利(なえなの)とのデートを邪魔されたり、挙げ句の果てには家にまで上がりこみ、「私とも寝てよ」と脅される耕二。欲望のままに溺れていた禁断の逢瀬の代償はあまりに大きく、すべてを打ち明けて終わらせようとする耕二だったが、もはや暴走した比奈を止めることはできず……。耕二と喜美子の情事を撮影した動画を手に、耕二に迫り追い詰めていく比奈役の池田朱那の怪演にも注目だ。

一方、詩史から、唐突に「来月、軽井沢の別荘に行かないか」と誘いを受けた透。初めて一晩中一緒にいられることに胸を躍らせる透だったが、詩史の夫・英雄(甲本雅裕)が2人の関係に気づき始めているような気配も。果たして透と詩史の恋の行方は?

また、テレビ朝日で30日(25:26~)に放送される『tver asahi』枠では、『東京タワー』を大特集。これまでの物語を振り返るほか、本編未公開シーンを含む、6月1日放送の第7話以降の特別映像をお届け。さらに、松田元太主演のスピンオフドラマ『東京タワー アナザーストーリー』<第1話 浅野詩史編>を地上波初放送。本作はドラマ本編の裏側で起きていた出来事を描くオリジナルサイドストーリー。第1話では、親友・透が付き合い始めた“浅野詩史”がどんな女性なのか、なぜ透がそこまでのめり込むのかと、強い興味を抱いていた耕二が、偶然アルバイト先で詩史と鉢合わせし、図らずも詩史と2人の時間を過ごすことに。

【編集部MEMO】第6話あらすじ
あらためて、浅野詩史(板谷由夏)といる時間に言いようのない幸せを感じるほどにのめり込んでいく小島透(永瀬廉)。その夜も、透を残し夫のもとへ帰ろうとする詩史から、唐突に「来月、軽井沢の別荘に行かないか」と誘いを受ける。透は、初めて一晩中一緒にいられることに喜びを噛みしめ、胸を躍らせる。一方、川野喜美子(MEGUMI)との情事を娘の比奈(池田朱那)に目撃されてしまった大原耕二(松田元太)。比奈からスマホで撮影した2人の動画を見せられた耕二は、喜美子には言わない代わりに「私と付き合って」と迫られる。困り果てた耕二から相談を受けた透は、比奈に知られてしまったことよりも、「もう喜美子に会えなくなるかも……」と切なそうな表情を浮かべる様子に、思っていた以上に真剣な思いを垣間見る。しかしそんな耕二の思いを知る由もない比奈は、大学の教室にまで現れ、「私とも寝てよ」と、再び耕二に迫る。透にも助けを求め、もう喜美子にも全てを打ち明けて終わりにしようと心に決める耕二だったが、すでに事態はそう簡単には片付かないところまで進んでいて……!?