また、明墨法律事務所の弁護士である赤峰柊斗役の北村匠海や紫ノ宮飛鳥役の堀田真由との共演エピソードについても聞くと「初めて法廷シーンを撮影した時、一緒に写真を撮ってくれました」と笑顔を見せる。

「北村さんと堀田さんとの共演ということで、すごく緊張しながら入ったので、ちょっと気持ちがほぐれました。堀田さんとは『よるのブランチ』で 一緒に現場レポみたいなことをさせていただきましたが、すごく落ち着いていてふわふわした雲のような印象の方で、一緒にいて居心地がいいなと思いました。これまで共演したのは法廷シーンのみですが、お二方とも台詞を間違えることがないので、入念に準備をされてきているなと感じ、やっぱりすごいなと感心しました」

予測不能のストーリーテリングで毎回視聴者を驚かせいる本作。SNSでもかなり反響を呼んでいるが、山下自身にもその魅力を感じているという。

「たくさん伏線を張っていくドラマですが、全部、予想を裏切っていくところがめちゃくちゃ魅力的だなと思います。視聴者の方が『きっとあれはこうだろう』『いや、こうじゃない?』といろいろと考察したものを全部パーンと裏返していく。エンターテインメントとしてめちゃくちゃ面白いなと思います」

もちろん、菊池も張り巡らされた伏線の一端を担っている。山下は「4話で伊達原さんに『ちょっと君、頼みたいことがあるんだけど』と言われたところから、すでに伏線が張られています。そこから5話、6話で菊池がこそこそと何かをしていましたが、この先もどんどん動いていきますので、今後も菊池のことを見守ってほしいです。僕自身も裏切りと伏線と、明墨さんの言葉を毎週楽しみにしているので、これからもシンプルにドラマを堪能してほしいなと思います」と視聴者にメッセージを送った。

■山下幸輝
2001年11月7日生まれ、大阪府出身。2020年に第33回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のファイナリストとなる。TBS系火曜ドラマ『君の花になる』(22)でボーイズグループ・8LOOMのメンバー役を務め、楽曲リリースやライブ活動も行った。ドラマの主な近作は『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(23)、『夫婦の秘密』(24)など。主演映画『マンガ家、堀マモル』が2024年夏に公開予定。

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