俳優の山崎賢人(※崎はたつさき)が、20日に都内で行われた映画『陰陽師0』(公開中)の公開記念舞台挨拶に染谷将太、奈緒、安藤政信、板垣李光人、佐藤嗣麻子監督とともに登壇した。
同作は、夢枕獏氏の小説『陰陽師』主役の安倍晴明が陰陽師になる前の知られざる学生時代を描いた完全オリジナルストーリー。原作・夢枕獏の全面協力のもと、『K-20 怪人二十面相・伝』『アンフェア』シリーズの佐藤嗣麻子が監督を務め、呪術監修に「呪術廻戦」に登場する数々のキャラクターや呪術を、実在した呪術の歴史から独自考察した「呪術の日本史」監修の加門七海を迎えている。
■山崎賢人、客席後方から観客の歓声を浴びながら登場
山崎らキャスト陣は、客席後方の扉から登場。大きな歓声を浴びながら観客の間を歩いて登壇した。
イベントでは、今作にちなみ「自身の原点」についてトーク。山崎は「サッカー」と回答し、「小学校から中3までサッカーをやっていて。楽しみながら一生懸命やるというのは、いまの仕事にも通ずるかなと。個人プレーでもあるし、チームプレーでもあるので繋がっている」と話した。当時は俳優になることは想像もしていなかったそうで「当時はやるならプロ(サッカー選手)になりたいなと思いながらやっていて。(俳優としての)根っこの部分はサッカーで培った」と振り返っていた。
この話を聞いた佐藤監督から「足が恐ろしく速い」と水を向けられると、「それもサッカーをやっていたから。50m走とかよりボールを追いかけているときの方が速かったので、運動会とか短距離走のときは『ボールないかな?』と思ってました(笑)」と笑いを誘った。