秩父鉄道は、JR東日本ぐんま車両センター所属の旧型客車による「SLパレオエクスプレス」の特別運行を4月13・14・20・21日の4日間実施する。これを記念した旧型客車撮影会を4月17・21日に開催すると発表した。

  • 旧型客車の運行イメージ(「SLパレオエクスプレス」運行開始当時)

「SLパレオエクスプレス」は、運行開始当時から11年間(1988~1999年)は旧型客車で運行しており、秩父鉄道の線内で旧型客車による運行は約25年ぶりだという。特別運行は各日とも熊谷~三峰口間を1往復し、全車指定席で運転される。

旧型客車撮影会は、秩父鉄道広瀬川原車両基地にて4月17日16~19時と4月21日17~19時の計2回開催。両日とも旧型客車4両と蒸気機関車C58形363号機の夜間ライトアップを撮影できるほか、旧型客車運行当時のヘッドマークを掲出し、当時の装飾を施したSL列車の姿を楽しめる。4月17日は蒸気機関車と旧型車両の出庫作業、4月21日は蒸気機関車の出庫作業も見学できる。

  • SL夜間撮影イメージ(実際のイベント時とは異なる)

両日とも定員30人。参加費は1人3万円。中学生以上が対象となる。参加特典として、秩父鉄道グッズと秩父鉄道フリーきっぷを進呈する。4月17日開催分は4月9日15時から、4月21日開催分は4月11日15時から、それぞれ秩父鉄道ウェブサイトで申込みを受け付ける。