新生活が始まり、新社会人の皆さんはワクワクしている気持ちがある一方、慣れない環境に不安も抱える人も多いはず。同僚や先輩に悩みを相談したり、アドバイスを受けたりすることもあると思うが、ビジネス書にもたくさんのヒントが詰まっている。

そこで、今回は本の要約サービス「flier(フライヤー)」さんに『新社会人におすすめの本』を5つ紹介してもらった。

■『1分で話せ』- 伊藤 羊一/SB クリエイティブ

社会人になると、人前で話す機会も増えるが、「緊張で頭が真っ白になってしまう」「プレゼンで何を話せばいいのか分からない」といった人も多いだろう。

本書では、「1分で伝える」ためのプレゼンでの話し方を中心に、「伝わる話し方」を紹介。ビジネスの基本となる「結論から話すこと」はもちろん、、あえて上司に「突っ込ませる」などの応用的なテクニックまで幅広く取り上げている。

「良い例」と「悪い例」が具体的に提示されているほか、上司への提案の仕方、取引先との商談など、より広いシーンでの「伝え方」が指南されているという。

■『WORK 価値ある人材こそ生き残る』- moto(戸塚俊介)/日経BP

本書は、「どんなスキルを身につけ、どのようなキャリアを築いていけばいいのか」そう悩む人に最適な一冊だそう。

たとえば、「仕事を作業にしない」「自分だけのスキルを使って課題を解決する」「与えられた仕事に自分なりの味つけをする」など、毎日の仕事を通して「自分の価値」を上げるためのノウハウを紹介。理想のキャリアを築いていきたい人にとって、多くの気づきを得られる内容となっている。

■『マッキンゼーで叩き込まれた超速仕事術』- 大嶋祥誉/三笠書房

本書の著者は、デキるビジネスパーソンは、仕事のさまざまな場面で使える「型」をたくさん持っていると言い、何事もゼロから発想するのではなく、「型」にのっとって仕事をすることが、効率的に処理できる秘訣だという。

また、本書の良さは「この仕事術、取り入れてみよう」と、今日からすぐに実践に移せる点。慣れない仕事を効率よく進めることができず、悩む新社会人に役立つ本となっている。

■『働く君に贈る25の言葉』- 佐々木常夫/PHP 研究所

本書は、若いビジネスパーソンが幸せに生き、働くためのエッセンスが詰まっており、社会人になったばかりの甥・遼君への25通の手紙で構成されているそう。

たとえば、「欲は生きていく原動力になる」「よい習慣を身に付ければ能力はおのずと上がる」など、著者のあたたかい愛情を感じるアドバイスが書かれている。仕事だけでなく、人生との向き合い方が変わる一冊になっている。

■『入社1年目ビジネスマナーの教科書』 - 西出ひろ子/プレジデント社

本書は、身だしなみや話し方・聞き方、電話応対やビジネスメールなどビジネスマナーを網羅的に学べる一冊。

特に注目なのは「指示・報告・連絡・相談・確認」の基本を教えてくれる章だという。社会人として押さえておきたいポイントについて、今日から実践できる形で、具体的にアドバイスしている。

不安になったときや困ったときに何度も読み返すのもおすすめ。また、イラストもたくさん使われており、楽しく学ぶことができるという。


人生の大きな節目でもあり、たくさん壁にぶつかることも多い社会人1年目。今回紹介してもらった本は、ビジネスシーンだけでなく、人生において役立つものばかり。不安や悩みを感じた際、新社会人にとって強い味方になるだろう。

取材協力:本の要約サービス「flier(フライヤー)」

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