ビジネスパーソンが“今読むべき本”を厳選し、要約してそのエッセンスを伝える「flier(フライヤー)」。最新のトレンドを学んだり、読みたい本を見つけたりするためのツールとして、累計112万人のユーザーに活用されています。

この記事では、flierを利用する意識の高いビジネスパーソンの中でも特に、20代~30代のユーザーが今、リアルに読んでいる本とその傾向を紹介します。同世代のビジネスパーソンは今、どんな本を読んでいるのでしょうか? なぜその本が選ばれたのでしょうか? 気になった本があれば、ぜひチェックしてみてくださいね!

疲れがスッキリなくなる「本当の休み方」とは?

12月のランキング1位は、『心療内科医が教える本当の休み方』(鈴木裕介、アスコム)。日々仕事にプライベートに忙しい、マイナビニュースの読者世代に圧倒的支持を得たのが本書です。

お正月休みが終わって、そろそろ仕事のエンジンをかけなければならないのに、「なんだか疲れが取れない」という方はいませんか?

物理的に休んだとしても、心身が本当に休めているとは限りません。スマホをダラダラ見ながら過ごす、休み中も仕事のことが頭にチラつく……ということはありませんか? 「適切に休み方」をしないと、かえって疲れを溜める原因にもなってしまうのです。

上手に休むには「休みが必要な状態だと自覚」して、「休むことができる環境を確保」したうえで、「自分の状態にとって適切な休養活動を選択する」というプロセスが必要だとか。本書では、心療内科医である著者が、心身の休息に必要な自律神経の整え方を一から丁寧に教えてくれます。 溜まった疲れを吹き飛ばし、スッキリと1年を始めたい方におすすめの一冊です。

「いいかんじですよ」はNG! 答え方の「正解」がわかる本

2位は『頭のいい人は「答え方」で得をする』(樋口裕一、大和書房)。『頭のいい人は「短く」伝える』など、数々の話し方・書き方のベストセラーを世に送り出している樋口裕一さんのロングセラーがランクイン!

上司に「今日の商談どうだった?」と聞かれて「いいかんじでしたよ」とドヤ顔で答えるも、しばらくしてから「自分の答え方、小学生レベルだったかも?」と青ざめる……ということはないですか?

本書で紹介される「頭のいい人の答え方」の一つに、「具体的な質問には抽象的に答え、抽象的な質問には具体的に答える」というものがあります。上記の「今日の商談どうだった?」という質問は「抽象的」です。そのため「先方ははじめ難色を示していましたが、○○の企画書を見せたところ納得してくれたようです」などと、「具体的」に答えるのが”正解”です。抽象と具体を行き来することで、相手に「カンがいい」と思わせることができるのだそうです。

本書では仕事で使える「答え方」を多数紹介。今年こそデキるビジネスパーソンになろうと意気込んでいる方は、ぜひ手に取ってみてください。

20~30代はものより経験にお金を使おう! お金の不安がなくなる本

3位にランクインしたのは『お金の不安がなくなる小さな習慣』(有川真由美、毎日新聞出版)です。新NISAがスタートして、新年早々「お金」に注目が集まる2024年。今年こそ「お金の不安」をなくしませんか?

お金はいくらあっても「これで十分」とは思えないもの。スキルを磨いて稼ぐ力をつけたり手持ちのお金でやりくりする力をつけたり、豊かな人間関係を築いたりと、日々の小さな行動や習慣が「お金の不安」を軽減していくのです。

以下は、本書に掲載されている「お金の不安がなくなる習慣」の中から5つを抜粋して紹介します。
・値段の高い安いではなく「本当に必要なもの・欲しいもの」を買うこと
・使ったお金を「働いた時間や労力」に換算すると、ものの価値に敏感になれる
・20~30代は、ものより経験にお金を使うといい。経験は後に「豊かさ」となって戻ってくる
・時間は有限のため、優先事項を決めて取り組むこと
・「時間がない」「お金がない」など言い訳をやめて行動すると、チャンスが転がりこんでくる

話題の書から、ビジネスと人生のヒントを得よう

12月は、より良い人生を願うマイナビ世代のニーズに応える本がランキングに並びました。 本の要約サービスflierには、他にも、ビジネススキルを磨きたいときや自分とじっくり向き合いたいときに役立つ書籍が多くそろっています。12月のランキングでは、『付加価値仕事術』(田尻望、日経BP)、『新版 科学がつきとめた「運のいい人」』(中野信子、サンマーク出版)、『瞬考』(山川隆義、かんき出版)、『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』(安達裕哉、日本実業出版社)などがベスト10にランクインしました。

来月はどのような本が注目を集めるのか、楽しみにしていただければ幸いです。