俳優の井ノ原快彦と山田裕貴が3日、六本木・テレビ朝日本社で行われたドラマ『特捜9 season7』(3日スタート 毎週水曜21:00~※初回拡大SP)の取材会に登場。二人が、深川麻衣、Snow Man向井康二の印象を語った。

  • 山田裕貴

■井ノ原快彦&山田裕貴、向井康二との会話明かす

『season5』から新たに『特捜9』に加わった深川と向井。山田は「深川さんには、最初に『山田さんは、緊張しなかったですか?』と僕が加わったときのことを聞かれて、『いやいや、めちゃくちゃ緊張してたよ』って。『感じてると思うけど、まわりの人たちがめちゃくちゃ優しいからこそ、緊張感が自分の中で作られて。すごい先輩方と一緒にやれるうれしさもあるけど、同じ舞台に立ってる以上戦えなきゃいけないから、すごく緊張してたかな』って話をしたり」と、深川との会話を明かした。

また、向井とは「『振り付けどうやって覚えてるの? 休みの日何してるの?』って聞いて、『結構料理するんです』って教えてもらったり」と話したことを明かし、「すごく接しやすいし話しやすいので、誰も呼んでいないような、人と違ったあだ名を付けたいなと思って、なぜかたっちゃんと呼んでいます。たっちゃんっぽいなと思ったので」と意外なあだ名を打ち明ける。井ノ原が「現場では“たっちゃん”だよね。たっちゃん要素全くないんだけど」と話すと、「一文字も入ってないんですよね」と山田は名前とは全く関連性のないあだ名であることを改めて説明した。

関係者のLINEグループでは、3月31日に西野七瀬との結婚を発表した山田に対し「おめでとう」とメッセージが寄せられたが、そこへ井ノ原が「たっちゃんもついでにおめでとう」と投稿したよう。山田は「Snow Manのでっかいイベントが決まったのかなと思ったら、向井くんが『僕、なにもないです』って(笑)」と、井ノ原の“祝福ボケ”に、自身も向井も混乱したことを思い出して笑う。井ノ原が「デビューおめでとうって言い忘れてたかなと思って。『4年前です』って言われましたけど。あんな感じだけど、意外とボケとかに乗ってこないんですよ」と向井のキャラを説明すると、山田も「そうですよね。『え、え、え、僕何かありましたっけ』って感じで」と共感。井ノ原は「マジメなんですよね。たっちゃんって呼んであげてください」と記者陣にも呼びかけていた。

■『特捜9 season7』テーマは“多様性”

『season7』のテーマの一つが“多様性”。班長・国木田誠二(中村梅雀)、主任・浅輪直樹(井ノ原快彦)のもと、小宮山志保(羽田美智子)、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)、新藤亮(山田裕貴)、高尾由真(深川麻衣)ら個性強めで一見バラバラな特捜班メンバーが、多様性を増す犯罪とその背景に秘められたさまざまな人間ドラマに全力で向き合う姿を1話完結形式で描いていく。

初回拡大スペシャルで直樹たち特捜班が挑むのは、マンションの管理人が変死した事件。現場は間取りも家賃もバラバラ、年齢も職業もライフスタイルも異なる住人たちが入り混じった、“多様性”を絵に描いたようなマンションで、壁一枚隔てて暮らす住人たち全員が容疑者となり、捜査に当たる特捜班メンバーは彼らの身勝手な主張に翻弄されていく。そんな一筋縄ではいかないマンションの住民を演じるゲストには平岡祐太、徳井優、木村了、三倉佳奈、夙川アトム、森田甘路、村雨辰剛、中村シユンと多彩なキャストたち。特捜班メンバーとの演技合戦も見どころだ。

【編集部MEMO】初回拡大SPあらすじ
浅輪直樹(井ノ原快彦)ら特捜班メンバーはオフィスの模様替えについて話し合うも、意見がバラバラで打合せは大モメ。そんな中、事件発生の知らせが舞い込み、一同は現場の低層マンションに急行する。早朝、マンション内で大きな落下音が響いたため複数の住人が廊下に出て確認したところ、中庭で管理人・林田浩二が頭から血を流して死んでいたという。遺体のそばには割れた植木鉢が落ちており、鉢と頭部の傷は合致したが、自分でぶつかったのか、殴られたのか、はたまた上から落ちてきたのかは不明だった。特捜班は、直樹と新藤亮(山田裕貴)、村瀬志保(羽田美智子)と高尾由真(深川麻衣)、青柳靖(吹越満)と矢沢英明(田口浩正)の3チームに分かれて住民への聞き込みを開始。被害者との関係や動機、アリバイを探りはじめる。ところが、現場のマンションは間取りや家賃がバラバラなこともあり、住人たちもプログラマー、元教師、経営者、クラブ勤務、求職者など仕事や生活ぶりはさまざまだった。バラバラなのは捜査に当たった特捜班も同じで、6人はそれぞれ異なる住人に疑いの目を向けて……!?