落語家の林家木久扇が、日本テレビ系演芸番組『笑点』(毎週日曜17:30~)を、31日の放送で卒業する。

  • 林家木久扇

最後の放送は、30分まるごと大喜利。春風亭昇太からの「落語に欠かせないのは、おバカキャラの与太郎さん。笑点に欠かせないのは、もっとおバカな木久扇さん」と木久扇の卒業に掛けた愛あるお題に対して、笑点メンバーが名回答・珍回答を連発する。

さらに、木久扇お得意の歌も飛び出し、会場は爆笑の渦に。林家たい平の粋な計らいで座布団10枚獲得なるか。最後には、55年もの長きにわたり出演してきた木久扇へ会場も一体となった笑点史上初のサプライズが展開される。

【編集部MEMO】
1969年11月9日の大喜利初出演からレギュラーを務め、笑点メンバー最古参の木久扇は、昨年放送の『24時間テレビ』で卒業を発表し、「芸というものは、次の世代にバトンタッチしなくちゃいけません。私の座布団の芸も、新しい人にバトンタッチいたします。今日の24時間テレビのテーマが、『明日のために、今日つながろう。』ということでございましたので、私は背中を押されたわけでございます」と理由を説明していた。

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