フジテレビの宮司愛海アナウンサーが16日、オーディオストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』を配信。就活生の悩みに答えた。

目標を見失わないための心がけとは

宮司愛海アナウンサー

この日の配信では、「自分が何を大事にしたいのか分からない」という21歳男性のお悩みを紹介。就活中だという相談者は、「やりたい仕事を見つけて内々定をもらったが、全国転勤があるため、友人や恋人と離れてしまうかもしれない」という不安を明かし、「自分の目標や手放したくないことを見失わないために、心がけていることはありますか?」と質問を寄せた。

就活生のお悩みに、宮司アナは、「やりたいことだったんですもんね。それは素晴らしいこと」だと返し、「就活も大変ですから。自分のやりたいことが必ずしもできるとは限らないし。そういう意味では、やりたい仕事に就けるっていうのは、素晴らしいスタートに立ててるんじゃないか」とエール。勤務地が決まっていないため、「先の見えない感じって不安だよね」と寄り添いつつ、「きっと今、自分の中で引っかかる要素があるんでしょうね。自分の心の声を聞いて、もし自分がそっちじゃないと思うのであれば、自分の心のままに行動してもいいんじゃないか」と助言した。

大事な人との関係は努力次第で続けられる

さらに、「友人や恋人と離れてしまうかもしれない」という不安に対して、「本当に大事な存在の人とは、努力次第で関係は続けられると思う。逆に、そのときに関係が切れてしまっても、本当に縁があれば、絶対後からつながってくることだから」と力強くアドバイス。「結果論と言われればそれまでだけど……」と続けながら、「やっぱり、本当は仕事に注力したいと思ってるんだったら、そっちを選んだほうがいいと思う」と相談者に語りかけた。

また、「感情的で短絡的な判断をしてしまう」という相談者に、宮司アナは、「私も感情的なタイプだから」と共感。「でも、自分の感情に従って生きてきて、今のところ反省はあったとしても後悔はない」とキッパリ語り、「自分がもう一回そのときに戻っても、その判断をするだろうなって。結果なるべくして、今こうなってると思うし。起こることすべてに意味があると思うから」と自身の考えを吐露。最後は、「そのときの決断ですべてが決まるわけじゃない。まずは、自分の本当の気持ちがどこにあるか。しっかり心の声を聞く、向き合うことが大事」だと話していた。

【編集部MEMO】
2023年11月にスタートした『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』は、フジテレビアナウンサー・宮司愛海がパーソナリティを務めるSpotifyオリジナルポッドキャスト番組(毎週土曜9時配信)。宮司アナは番組開始前、「入社9年目、会社員として働く毎日で感じたこと、思ったことを話します。アナウンサーとしての私、32歳の等身大の私。背伸びせずありのままの気持ちを言葉で表現したいと思っています。基本的には“ひとりごと”のつもりですが、時々素敵なゲストの方をお迎えしていくつもりです」とコメントを寄せ、「リスナーの皆さまからのメッセージや叱咤(しった)激励も織り交ぜながら、素敵な番組を作っていきたいと思っています!」と意気込んでいた。