12日放送の野球トークバラエティ番組『ダグアウト!!!』(BSJapanext 毎週火曜22:00〜)でMCを務めた真中満氏、五十嵐亮太氏、ゲストのかみじょうたけし、いけだてつや、岡田圭右(ますだおかだ)がこのほど取材に応じ、番組収録を振り返った。

  • 前列:左から岡田圭右(ますだおかだ)、真中満氏、後列:左から五十嵐亮太氏、かみじょうたけし、いけだてつや

真中満氏&五十嵐亮太氏がMCを担当

同番組はこれまで、岡田圭右やビビる大木などのお笑い芸人と、上田まりえや平井理央といったアナウンサーがMCを務め、ゲストに元プロ野球選手が登場するのが基本的な形式だったが、今回は真中氏と五十嵐氏がMCを担当した。収録を終えた感想を聞くと、真中氏は開口一番、「岡田さんがいて助かりました(笑)」と感謝の言葉を述べて、笑いを誘いつつ、「(MCを)楽しくできて、良かったです」と充実した表情を浮かべた。続いて、五十嵐氏も岡田のほうにチラリと目をやった上で、「ものすごい保険をかけられたなと(笑)」と吐露すると、スタジオは大爆笑。これに岡田は「お二人の出来を聞きたいのよ(笑)!」とツッコミを入れた。

また、五十嵐氏は「(MCは)難しいなと思いました。ゲストの皆さんの話を聞いてるのは楽しいんですけど、楽しんでるだけじゃダメだって途中で思ったり、話を振らないといけないと思っても中々できなかったり」と反省点を述べながらも、「ただ、ゲストの方々の話が豊富で、そんなに振らなくても、バンバンと来てくださったので助かりました」と番組内容には太鼓判。

さらに、「ゲストとして話を発信するのと、MCとして話を振るのでは違うので、やっぱり、こっち(ゲスト側)のほうがいい」と話す五十嵐氏に対し、真中氏が「こっち(ゲスト)よりこっち(MC)になったほうが将来的には稼げるから(笑)」と目を輝かせると、岡田ら芸人たちから「やらしいな!」「そんなんアカンで真中さん(笑)」とツッコミが飛んだ。

板東英二に一番近い存在!?

番組では今回、18日に開幕する第96回選抜高校野球大会を特集。高校野球大好き芸人のかみじょうが「好きな高校野球の話をいっぱいできて、楽しかったですし、芸人を超えるくらいのトーク力をお持ちの真中さんと五十嵐さんと共演させていただくのも楽しみにしていたので、めっちゃ楽しかったです」と語ると、同じく高校野球大好き芸人のいけだも「あと20数校くらい触れられていないので、(放送を)2週連続にしてほしい(笑)。選抜が近いなか、こういう番組に呼んでいただいて、大変ありがたいですし、真中さんと五十嵐さんにトークを回していただけて、本当に楽しかったです」と笑顔を見せた。

そして最後に、岡田は「(高校野球大好き芸人)2人の、球児と家族や監督との話を聞いてたら……高校野球と違って、当然プロ野球はプロフェッショナルでビジネス的な部分もあるので、高校野球のほうが人間的な縁とか付き合いとか、深い部分で感情が揺れ動くのかなと思いましたね」としみじみと振り返りつつ、かみじょうといけだについて「どの世界でもオンリーワンが強いですから、そういう部分で武器を持ってるこの2人はすごい。番組の中でも話題がありましたが、いけちゃんに関しては、中学だけじゃなくて、リトルリーグも見にいってて、ゆくゆくは公園でお父ちゃんとキャッチボールしてる子まで見に行くんじゃないかというくらい(笑)。すごいわ」と感嘆。

また、真中氏と五十嵐氏のMCぶりについて、「MCというのも自分らしさを出したほうがいいですし、そういう意味でも、真中さんと五十嵐さんのコンビというのは、我々芸人としても入りやすい。五十嵐さんはメジャー関連の番組でベシャリも鍛えられてて、真中さんはホンマに監督をやってたのかっていう親しみやすい軽さがある(笑)。野球人としてはちょっとしたトップですやん?」と絶賛すると、かみじょうも「だから今、板東英二さんに一番近い(笑)。最後はMCまで行ってね」とうなずいていた。