俳優の反町隆史が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『グレイトギフト』(毎週木曜21:00~)第7話がきょう29日に放送される。

  • 左から尾上松也、反町隆史、筒井道隆=テレビ朝日提供

■反町隆史主演『グレイトギフト』

今作は、『ラストマン-全盲の捜査官-』(23年)、『マイファミリー』(22年)、『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(21年、23年)、『グランメゾン東京』(19年)など、ヒット作の脚本を次々と手掛ける黒岩勉氏による完全オリジナル作で、「完全犯罪の殺人」を可能にする未知の殺人球菌「ギフト」をめぐるノンストップの“サバイバル医療ミステリー”。

■真犯人が新たな殺人に使った球菌「オクトセブン」とは

今夜、正義の病理医・藤巻達臣(反町隆史)がとうとう事件の核心に接近。ギフトによる連続殺人事件の主舞台となった大学病院の中には、まだ裏切り者が存在していた!? 29日放送の第7話「真犯人編」では、登場人物&視聴者たちを翻弄し続けてきた脅威の存在=“ギフトの創造者”の正体が判明する。

そして、真犯人が新たな殺人に使った球菌「オクトセブン」の詳細も明らかに。真犯人は「ギフトには大きな欠点がある」と言い放ち、オクトセブンとギフトは似て非なるものであることを示唆する。この新たな殺人球菌の存在が、人間関係にも思いもよらぬ展開をもたらすことに。一時は権力争いをめぐる陰謀&連続殺人にやむなく加担しつつも、正義の鉄槌を下す強きヒーローとして覚醒した藤巻が、最凶の敵として君臨してきた白鳥と真犯人の特定にもつながるオクトセブンの調査に身を投じていく。一筋縄ではいかないこの調査。はたしてオクトセブンとは一体どんな球菌で、ギフトとはどんな関係にあるのか。そして、これらを生み出した者の正体と目的とは。一時の迷いも払拭して正義の道を突き進む藤巻と、正義のために血迷い悪の道へと転落した白鳥、本来混ざり合うはずのない2人がたどり着く震撼の新事実、その関係性の行く末に注目だ。

さらに今夜は、互いに人として共鳴し、共闘関係を結んできた藤巻と検査技師・久留米穂希(波瑠)が白鳥の極秘指令に従い、水面下でオクトセブンの培養および研究を開始。やがて“想像を絶する異変”が起こる。そして新たなる女たちの戦いも勃発。なんと、心臓外科医・郡司博光(津田健次郎)と不倫関係にある藤巻の妻・麻帆(明日海りお)に、郡司の妻・佳澄(西原亜希)が牙をむき始める。

【編集部MEMO】第7話あらすじ
し烈な権力争いが渦巻く明鏡医科大学付属病院内のみならず、ついには院外にも波及し始めた連続殺人事件。一連の事件に使われた殺人球菌「ギフト」の創造者だと名乗る正体不明の真犯人が、ついに動き出した。真犯人は、ギフトを発見し培養してきた病理医・藤巻達臣(反町隆史)に電話で接触し、新理事長・白鳥稔(佐々木蔵之介)が裏で手を付け始めた“ギフトの密売”を即刻中止するよう要求。見せしめとして、明鏡医大の入院患者をまたひとり殺してしまったのだ。しかも、真犯人は新たな殺人に使った球菌を「オクトセブン」と呼び、「ギフトには大きな欠点がある」と言う。今回使われたのは、ギフトとは異なる球菌かもしれない――そう考えた藤巻は遺体から液状検体を検出。白鳥の極秘指令に従い、検査技師・久留米穂希(波瑠)と共に水面下でオクトセブンの培養および研究を開始するが、やがて“想像を絶する異変”が起こる。一方、娘の命を守るため、白鳥と手を組む警視庁の元刑事・神林育人(尾上松也)は、真犯人探しに奔走。ギフトの第一被害者となった元総理大臣と深い関係を持つ「国立生命理工学研究所」の元職員が、明鏡医大に在籍していることを突き止めるのだが……。時を同じくして、新たなる“女たちの戦い”も勃発。なんと、心臓外科医・郡司博光(津田健次郎)と不倫関係にある藤巻の妻・麻帆(明日海りお)に、郡司の妻・佳澄(西原亜希)が牙をむき始める。病院内の人間全員が容疑者――誰もが怪しい動きを見せる中、事態は刻一刻とあらぬ方向へと急展開。そしてついに真犯人の正体が明らかに!? 藤巻がかつてないほど取り乱す“驚がくの新事実”が判明する。