彼・夫のように、長い時間一緒にいる人と避けられないのが「喧嘩」です。喧嘩するほど仲がいいとは言うけれど、やっぱり疲れるのでできれば避けたいものですよね。

そこで、どんなことで喧嘩しているのか、どうやって仲直りしているのかについて、マイナビニュースの女性会員を対象にアンケート調査を行いました。集まったのは、彼・夫との喧嘩にまつわるリアルな声。これを読めば、少しは気持ちも軽くなるかもしれません。

彼・夫との喧嘩の原因ランキング

  • 彼・夫との喧嘩の原因ランキング

    彼・夫の喧嘩原因は?

彼・夫と付き合うなかで、一番頭にくるのは相手のどんな態度なのでしょう? マイナビニュース会員を対象に行ったアンケートでは、女性会員501名からの回答を得ました。

  • 1位 自己中心的な行動(18.7%)
  • 2位 嘘をつく(9.7%)
  • 3位 金銭的な問題(9.2%)
  • 4位 意見の押し付け(8.6%)
  • 5位 無理解(8.1%)
  • 6位 遅刻(5%)
  • 6位 感謝の気持ちの欠如(5%)
  • 8位 無礼な振る舞い(4.2%)
  • 9位 ドタキャン(3.6%)
  • 10位 危険な行動が多い(1.9%)
  • 10位 過去を掘り返す(1.9%)
  • 12位 他の女性を褒める(1.7%)
  • 12位 束縛など過度なジェラシー(1.7%)
  • 14位 秘密を守らない(1.4%)
  • 15位 無視する(1.1%)
  • 15位 自分(妻・彼女)に対して無関心(1.1%)
  • 17位 SNSで他の女性アカウントにいいねをする(0.6%)
  • 17位 プライバシーの侵害(0.6%)
  • 19位 過去の恋愛話をしてくる(0.3%)

ここからは、上位9位までに寄せられたコメントをご紹介します。

1位 自己中心的な行動(18.7%)

  • 自己中心的

    1位は自己中心的が原因

「私の話をほとんど全部、否定する。その癖を何度注意をしても直さない」(64歳)
「外出中、ちょっとしたことで不機嫌になるので気を遣う。店員さんにも恥ずかしい」(50歳)
「連絡なしに深夜に帰宅。予定より早かったので泥棒かと本当に怖かった」(58歳)
「子供が熱を出しているのにサッカーに行ってしまった。朝方に発熱した子供に冷えピタを貼ったのは夫で、その事実を隠してサッカーに早朝に出かけていた。未だに許せません」(37歳)
「業務時間外になっても自己研鑽といって、なかなか帰ってこず、育児に協力してくれない」(35歳)
「自分の予定に私が自然とついてくるものだと思っている。私の予定を聞かずに自分の予定中心で動く。さすがに怒った」(24歳)
「自分の好きなものしか食べない」(59歳)

2位 嘘をつく(9.7%)

  • 嘘つきはよくない

    2位は嘘をつくが原因

「もうしないと言っていた借金をまたして、私に黙っていた」(35歳)
「お金を落としたと言っていたが、実際はボートレースに使っていた」(56歳)
「鏡開きのぜんざいを作ったが、味が気に入らなかったらしく私の知らないところで捨てていた。美味しくないなら残せばいいのに。捨てたことが許せない」(41歳)
「内緒の隠し口座があった」(56歳)
「つまらない、訳のわからない嘘をよく言って誤魔化してくる」(42歳)
「仕事と言われていたのにパチンコに行っていた」(43歳)
「明らかに浮気してるのに認めない」(43歳)

3位 金銭的な問題(9.2%)

「毎回、お財布を忘れてくる」(42歳)
「計画もなく趣味にお金を使う」(44歳)
「自宅に置きたくないようなデザインの雑貨をお土産として買ってきた」(33歳)
「黙って株投資をして、損していた」(53歳)
「タンス預金を勝手に使っていた」(42歳)
「出産の費用よりもゲームを優先された」(54歳)
「家事育児はこちらの担当だと言い張るのに、生活費の話になると男女平等だと主張してくる」(56歳)

4位 意見の押し付け(8.6%)

「自分が言ったことをこちらが肯定しないと機嫌が悪くなる」(26歳)
「みんなの意見を聞かずに強引に一人で決めてしまう」(58歳)
「ビュッフェに行くと、炭水化物ばかり食べないようにとうるさい」(43歳)
「話をしていると何でも“結論から言うように”と言われて腹が立った」(58歳)
「相談のつもりで話しているのに、相手のアドバイスが度を超して主張になってくる」(50歳)
「自分が正しいと思っていて、それが態度や言い方にでている」(38歳)

5位 無理解(8.1%)

「私の負担を理解してくれず、何でもやるように強要してくる」(38歳)
「思い込みが激しく、一旦思い込んでしまうともう何を言っても聞く耳をもたない」(55歳)
「こちらの投げかけに対する返事がいつも適当」(46歳)
「仕方がないとは思うが、妊娠、出産、育児の辛さを理解しようとしてくれない」(52歳)
「仕事や家のことで忙しくしていて、電話に気付けなかったときにも怒る」(61歳)

6位 遅刻(5%)

「待ち合わせの時間になっても現れず、電話をしても出ず。2時間後に連絡が取れたが、寝起きだった」(45歳)
「会う日に毎回、寝坊してくる」(27歳)
「何度も注意しているのに、時間を守らない。必ず遅れてくる。なのに謝らない」(42歳)
「相手が遅れても気にしない代わりに、自分が遅れるのも気にしないタイプ。遅刻がけっこう続いた時期には、本気で怒った」(52歳)

6位 感謝の気持ちの欠如(5%)

「家事などを当たり前のことと思っているところに腹が立つ」(57歳)
「私の両親に対して感謝の気持ちを表してくれない」(42歳)
「“ありがとう”くらい言って欲しい」(59歳)
「日々、感謝の気持ちが感じられないので、ちりが積もって爆発したことがある」(52歳)
「子育てのことで協力してくれない」(33歳)
「相手のために買ったものに対して、すぐに文句を言う」(53歳)

8位 無礼な振る舞い(4.2%)

「親しき仲にも礼儀あり。お互い尊重し合いながら付き合っていきたい」(34歳)
「他人の言うことを信じて、私の言うことを聞かなかった」(52歳)
「靴下を脱ぎっぱなしにして寝る」(44歳)
「もともと寡黙なタイプだが、こっちの話に無関心で相づちも打たない態度にはあきれる」(40歳)
「こちらを見下したような発言をしてくる」(32歳)

9位 ドタキャン(3.6%)

「気が乗らないなどの理由で断られた」(47歳)
「期待してたことをキャンセルされのるって、やっぱり許せない」(50歳)
「簡単に約束するくせに、後で面倒になり、結局どこにも行かない」(55歳)

怒ったあとの対応

彼・夫に怒ったあとは、どのように接しているのでしょうか。アンケートには以下のようなコメントが寄せられました。

「感情的にならず、理解が得られた後は普通に接する」(33歳)
「自分も言いすぎたと反省します」(38歳)
「根気よく説明する」(44歳)
「彼の言動次第で自分の態度を変える」(27歳)
「いつも通り、直して欲しいことだけ伝える」(29歳)

このように、「相手が理解するまで話し合う」、「なるべく早めに元通りにする」という声がある一方で、以下のように喧嘩ムードを引きずってしまうというコメントも。

「私の怒りが静まるまでひたすら無視してしまう」(43歳)
「謝ってもらうまで無視する」(37歳)
「私がひとりで不貞腐れてしまう。怒った手前、素直になりづらい」(42歳)
「ご飯を作らない。食事抜き」(63歳)
「布団を取り込まないなどの意地悪をしてしまう」(61歳)

彼・夫と喧嘩したときの仲直り方法は?

彼・夫と喧嘩してしまったときの仲直り方法を聞くと、以下のようになりました。

1位 直接謝る(54.7%)
2位 LINEなどで謝る(13.5%)
3位 手紙を使う(2.8%)
4位 電話で謝る(1.9%)
その他(27%)

「その他」と答えた方からはこんな仲直り方法も。

  • 話し合う
  • 相手が謝るまで待つ
  • 時の流れに委ねる
  • 次の日なると元通りにする

彼・夫と仲直りするうえで一番大切なことは?

彼・夫と仲直りするうえで一番大切だと思うことを挙げてもらうと、以下のような順位に。

1位 冷静になる(23.3%)
2位 謝罪または許す心をもつ(20.4%)
3位 相互理解と尊重(18.9%)
4位 コミュニケーション(13.8%)
5位 過去を引きずらない(9.7%)
6位 問題解決のための行動(7.2%)
7位 互いの成長(3.8%)

1位 冷静になる
「感情的になっていると余計なことを言ってしまうから」(26歳)
「実は相手には非がなく、自分が悪いということもあるから」(37歳)
「冷静にならないと、伝えたいことが伝わらなくなるから」(31歳)
「カッとなっていてはだめ。冷静になってはじめて、次の行動がとれる」(46歳)
「怒ったままというのもエネルギーが必要で疲れるから」(57歳)

2位 謝罪または許す心をもつ
「相手のいいところも悪いところも受け入れようとしてみる」(48歳)
「お互いに歩み寄ることが大切だと思うから」(39歳)
「何かしらの我慢をしているのはお互い様なので、思いやりをもって謝罪をすることと、許す心を持つことが大事だと思う」(37歳)
「一緒にいるのなら、相手の短所より長所を見たほうがいい」(68歳)

3位 相互理解と尊重
「お互いに相手を思いやる気持ちが大切だと思うから」(27歳)
「なぜ喧嘩になったのかを理解し合えないと、またくり返すことになるから」(35歳)
「前向きに生活したいから」(64歳)
「なぜ理解されないのか、相手の立場に立って考えることも大切だと思うから」(59歳)
「尊敬していることをちゃんと伝えていれば、大きな喧嘩にはならないと思うから」(47歳)

4位 コミュニケーション
「“言わなくてもわかってくれるだろう”という考え方ではだめ。毎日少しでもコミュニケーションをとり、会話していくことが大事だと思う」(42歳)
「話し合わないと相手の考えている事が理解できないから」(44歳)
「コミュニケーション不足でいると、仲は悪くなる一方だと思う」(33歳)

5位 過去を引きずらない
「いつまでも根に持ったり、終わったことを掘り返したりしてもいいことがまったくないから」(34歳)
「こちらが普通に振る舞えば雰囲気がよくなり、普通に話せるようになる」(62歳)
「同じことを何度も言わないと決めている」(55歳)

6位 問題解決のための行動
「喧嘩の原因を解決しなければ、同じことのくり返しでストレスがたまるから」(57歳)

7位 互いの成長
「反面教師として自分のことも振り返ってみます」(48歳)
「喧嘩を今後に活かしたいと思うから」(46歳)
「お互いに悪い面があるのでそれを確認し、改善につなげる。このすり合わせがむずかしいが、成長のチャンスと捉えるようにしている」(24歳)

喧嘩の原因は「自己中」、仲直りのコツは「冷静になる」

彼・夫との喧嘩についてまとめました。相手のどんな態度に怒るのかについては、「自己中心的な行動」が最も多く、「嘘をつく」、「金銭的な問題」と続きました。

「自己中心的な行動」では、家事や育児に関わろうとしないで、自分の予定を優先させることにイラッときている方が多いようす。「嘘をつく」では、過去につかれた嘘が未だに許せないという声もありました。「金銭的な問題」では、子供のころから刷り込まれているものだから変えるのは不可能、という諦めの声も

喧嘩の仲直り方法では「直接謝る」が半数以上、その際に大切なのが「冷静になる」、「許す」など、前向きなコメントが多い結果に。長い時間を過ごす彼・夫だからこそ、相手を受け入れようと努力することが大切なのかもしれません。

できれば避けて通りたい「喧嘩」。もし喧嘩してしまったときは、今回ご紹介した声などを思い出して、できるだけ早くスッキリさせたいものですね。

調査時期: 2023年12月21日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性501人
調査方法: インターネットログイン式アンケート