JR北海道は、春の期間(2024年3~6月)に運転する臨時列車について発表した。宗谷本線で例年5~6月に運転される臨時列車の急行「花たび そうや」は2024年春も運転予定だが、前年までとは異なる編成で運転するとのこと。

  • 宗谷本線を走る「花たび そうや」。昨年まで「山紫水明」シリーズと「北海道の恵み」シリーズのキハ40形を使用しての運転だった(提供 : 写真AC)

宗谷本線では、2019年夏にJR東日本所有の「びゅうコースター風っこ」を借り受け、JR北海道の「北海道の恵み」シリーズ車両と連結した「風っこ そうや」が運転された。その後、JR北海道のキハ40形を使用した「花たび そうや」の運転がスタート。2022年5~6月は「山紫水明」シリーズの「山明号」「紫水号」と「道北 流氷の恵み」車両を連結した3両編成、2023年5~6月は前年の3両に「道東 森の恵み」車両を加えた4両編成で運転された。

2024年春も臨時列車の急行「花たび そうや」を設定し、5~6月に下り・上りそれぞれ4日間の運転を予定している。下りは5月11・18・25日と6月1日に旭川駅10時13分発・稚内駅16時41分着で運転され、途中の比布駅、士別駅、美深駅、天塩中川駅、幌延駅に停車。上りは5月12・19・26日と6月2日に稚内駅9時30分発・旭川駅16時21分着で運転され、途中の豊富駅、音威子府駅、名寄駅、剣淵駅、和寒駅、塩狩駅に停車する。

車両は昨年までと異なり、キハ40形の「道北 流氷の恵み」車両と「急行宗谷色」車両を使用するほか、キハ54形も加えた4両編成に。全車指定席で運転される。