TBSで8日に「『あらびき団2024新春』~新春! 爆笑あら-1グランプリ2024 1時間SP~」(23:56~24:55 ※一部地域を除く)が放送される。MCを務めるライト東野こと東野幸治とレフト藤井こと藤井隆がこのほど、東京・赤坂の同局で取材に応じた。

  • レフト藤井(藤井隆)とライト東野(東野幸治)

同番組は、“あら削り”な一芸を持ったパフォーマーを紹介する“伝説”のネタ番組。2007~2011年にレギュラー放送、その後も特番としてたびたび放送され、ハリウッドザコシショウ、風船太郎、世界のナベアツ、AMEMIYA、はるな愛ら多くの“あらびき”スターが誕生した。今回、あらくて面白いあらびき芸人No.1を決める「あら-1グランプリ」を開催。「あら-1グランプリ」の開催は2022年の年末の放送以来となる。

先月24日には『M-1グランプリ2023』が開催され令和ロマンが優勝したが、東野は今回の「あら-1グランプリ」について「審査員という気持ちで始まりましたが、気づいたらいつも通りでした。オープニングはスターを見つけるぞ! 『あらびき団』から『M-1』王者・令和ロマンに戦いを挑めるパフォーマーを見つけるぞ! という気持ちでやっていたんですけど、途中からいつもの、腹抱えてゲラゲラ笑いながらツッコミながら」とコメント。

続けて、「『M-1』の審査員は漫才中しゃべらないじゃないですか。ふと気づいたんですけど、我々ずっとしゃべっている(笑)。これは無理やなって感じで楽しくいつも通りさせていただいたので、誰があら-1チャンピオンなのか期待しつつ、新しいパフォーマーとレジェンドパフォーマーが入り乱れてやっているので、ぜひチェックしてほしいなと思います」とアピールした。

藤井は「張り切ってやらせていただきました。本当に楽しかったです。いい年明けに」と述べ、「最近、特番でお送りしている『あらびき団』は関東ローカルの放送が続いておりますが、TVerでご覧いただけますので、ぜひTVerでご覧ください! 今回の『あらびき団』は、ものすごく細かく、何度も観ていただいた方が良い場面がたくさんあるので、そういう意味でもぜひ、1月8日にテレビでご覧いただける方はテレビでご覧いただいた後にTVerでも再び、何度も『あらびき団』をご覧ください!」と呼びかけた。

『あらびき団』に出演するから芸人たちから多くの学びもあるそうで、東野は「(学びは)めちゃくちゃありますよ。生きていていいんだと。我々も悩んだりつらいことあるけど、彼らも一生懸命生きているし、俺も明日から一生懸命生きようとか、生きるというか、それがあらびき団の壮大なテーマのような感じにも思えてきました」とコメント。

藤井は「『あらびき団』が始まるときに、東野さんから『藤井くん、僕らはこの人たちにはなれないんだよ』と教えていただき、その意味がわからないまま走り出したんですけど、今しみじみとそれを感じています。なんとなく生放送できれいに収まることを言って、それを褒めてもらえてよかったと思っていた時期があるんですけど、そうじゃないんだよということを今回も教えていただいた」と述べ、東野が「枠からはみ出さないと」と言うと、「はい」と返していた。

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