『下剋上球児』で輝いた2人のイケメン

  • 奥智哉 撮影:望月ふみ

6人目は、『仮面ライダーリバイス』(テレ朝)の出演歴を持つ正統派イケメン・奥智哉(19)。昨年は『大奥』、『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS)、『癒やしのお隣さんには秘密がある』(日テレ)などに出演した。時代劇、捜査一課の刑事、主人公の弟役と、各局へのドラマ出演で経験を積みながら着実にステップを上がっている。

  • 兵頭功海

7人目は、2019年に『騎士竜戦隊リュウソウジャー』(テレ朝)でドラマデビューを飾ったあと、ゲスト出演を中心に経験を積んでいた兵頭功海(25)。昨年は『CODE-願いの代償-』(読売テレビ制作・日テレ)で主演・坂口健太郎の後輩刑事、『下剋上球児』で終盤にエースとなる高校球児を演じて知名度が急上昇。さらに主演映画も2作公開され、『消せない記憶』では秘密を抱える舞台俳優、『18歳のおとなたち』では少年院を出た不良ながら映画制作に挑む青年を演じた。

8人目も『下剋上球児』に出演し、俊足の明るい高校球児役でインパクトを残した橘優輝(21)。昨年は『女神の教室~リーガル青春白書~』(フジ)、『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』、『下剋上球児』と3作で学生役を演じた。今年も1月期の『厨房のありす』(日テレ)に加えて、映画『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』にも出演するが、特徴的なウェーブロン毛で爪跡を残すのではないか。

2023年にドラマと映画合わせて11作に出演

  • 曽田陵介

9人目は、昨年ドラマと映画合わせて11作に出演した曽田陵介(26)。『100万回 言えばよかった』(TBS)、『unknown』(テレ朝)、『トリリオンゲーム』(TBS)、『うちの弁護士は手がかかる』(フジ)などのメジャー作品が多く、映画でも『なのに、千輝くんが甘すぎる。』『交換ウソ日記』と学園ラブストーリーにきっちり絡んだ。今年は単なるイケメン役を超えたレギュラー出演が増えるかもしれない。

  • 本田響矢

10人目は、かつて「男子高生ミスターコン2016」でグランプリを受賞した本田響矢(24)。2023年は主演作『ジャックフロスト』(MBS)をはじめ、『私と夫と夫の彼氏』(テレ東)、『合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~』(カンテレ制作・フジ)、『恋愛のすゝめ』(TBS)など7作に出演して経験を積んだ。今年1月期も『セレブ男子は手に負えません』(ABC制作・テレ朝)に出演する。

いずれも単なるイケメンではなく、演技経験を持ち、存在感を放ち、可能性を秘めた俳優ばかり。ブレイク間近の若き俳優たちを一年間追いかけてみてはいかがだろうか。