お笑いコンビの千鳥が司会を務める『M-1打ち上げ by ストロングゼロ』が24日24時より配信され、『M-1グランプリ2023』のファイナリストたちが順番に登場。千鳥のノブが、シシガシラのネタについて語った。

千鳥のノブ

■ノブ、シシガシラの敗者復活戦・決勝を振り返る

シシガシラは敗者復活戦で各ブロックで観客審査員に選ばれたナイチンゲールダンス、ヘンダーソンと最終決戦3組に残り、芸人審査員5人の投票で4票を獲得、決勝進出を果たした。決勝ではネタ順2番目で627点を獲得、9位となった。

打ち上げ配信で、大悟は「よぉ上がってきたな。すごいね」、ノブは「めっちゃ面白い」と激励。敗者復活戦と決勝でネタを変えたことについて聞かれると、脇田は「ダンビラムーチョが歌ネタをやるって分かってたので、そこは避けたくて」と、決勝に進出した場合のネタかぶりを避けての選択だと明かす。そしてノブが「で、決勝は……」と続きの話を聞こうとするが、ニヤニヤしながら話し始めたことから、2人は「なんで笑ってるんですか!」「今笑ってませんでした!?」とツッコミ。ノブは敗者復活からのシシガシラを振り返り、「あのネタでめっちゃ笑って、『すげぇ!』ってなって。ドカーンとウケて決勝進出して、『いけいけー!』みたいな。で、決勝のネタ始めてすべり出したとき、ちょっとした犯罪見てるみたいやった」とハラハラした心境になったことを打ち明ける。大悟がさりげなく「あれ(決勝)はあれ(あのネタ)のほうがね」とフォローすると、ノブも「あれがシシガシラの名刺代わりのワンパンチということか」と頷いた。

また、本番で松本人志がハゲネタのセレクトについて言及した際に「ハゲネタしかない場合はどうしたらいいですか?」と応戦したことについて、ノブは「来年もハゲネタやるぞって言えて良かったやん」と褒める。浜中は「そう言わなかったら、もうできなくなりそうで」と意図を説明。最後に大悟は「気をつけるのは、お前がはげないことだけや。2人でつるっぱげになって松本さんを睨むのもえぇけど」と浜中に伝え、笑いを誘った。

【編集部MEMO】

24日にABCテレビ・テレビ朝日系で生放送された『M-1グランプリ2023』。ファーストステージは、1位.さや香(出番順3番、659点)、2位.ヤーレンズ(出番順6番、656点)、3位.令和ロマン(出番順1番、648点)、4位.マユリカ(出番順5番、645点)、5位.真空ジェシカ(出番順7番、643点)、6位.カベポスター(出番順4番、635点)、7位.モグライダー(出番順10番、632点)、8位.ダンビラムーチョ(出番順8番、631点)、9位.シシガシラ(出番順2番、627点)、10位.くらげ(出番順9番、620点)という順位に。ファイナルステージは順位の高いコンビからネタ順を選択し、令和ロマン、ヤーレンズ、さや香の順番で漫才を披露した。審査員は山田邦子がヤーレンズ、博多大吉が令和ロマン、富澤たけしがヤーレンズ、塙宣之が令和ロマン、海原ともこがヤーレンズ、礼二が令和ロマン、松本人志が令和ロマンに投票、4対3で接戦を制し、令和ロマンが優勝した。