漫才師の王座決定戦『M-1グランプリ2023』で優勝したお笑いコンビ・令和ロマンが24日、東京・六本木のテレビ朝日で優勝会見に臨んだ。

  • 令和ロマン(左から高比良くるま、松井ケムリ)

■『M-1グランプリ2023』優勝は令和ロマン

ファーストステージは、令和ロマンが出番順1番、648点で3位、ヤーレンズが出番順6番、656点で2位、さや香が出番順3番、659点で1位通過。ファイナルステージは順位の高いコンビからネタ順を選択し、令和ロマン、ヤーレンズ、さや香の順番で漫才を披露した。審査員は山田邦子がヤーレンズ、博多大吉が令和ロマン、富澤たけしがヤーレンズ、塙宣之が令和ロマン、海原ともこがヤーレンズ、礼二が令和ロマン、松本人志が令和ロマンに投票、4対3の接戦を制し、決勝初進出の令和ロマンが優勝した。

■松井ケムリ、高比良くるまに賞金全額渡すと宣言

令和ロマンは、高比良くるまと松井ケムリによる2018年結成、吉本興業所属のお笑いコンビ。先日放送されたラジオ番組では、もし優勝したら賞金をすべて高比良に渡すと話していた松井。「相方が1000万全部くれるなら頑張る、くれないなら頑張れないって言うからあげるって約束したんですよ。そのときは優勝しないと思ってたから言ったわけで……」と悩む素振りを見せたものの、「1000万、全部あげます」とあっさり宣言。「ネタ選びも、戦略とかも全部くるまがやってくれてるんですよ。くるまがいなきゃ絶対優勝できなかったし、本当にくるまに感謝してるので。500万なんてチャンピオンになったらすぐ、ね。500万よりも素晴らしいのはチャンピオンの肩書。でも、無駄遣いせず素晴らしい使い方をしてほしいです」と清々しく語った。高比良は、「有馬記念で単勝100万をソウルオリエンスにぶっ込んで負けて、体が冷えたんです。そのおかげで優勝できたのかも」と笑いを誘い、「だから900万は僕が持って帰りたいです」とコメント。松井に「100万負けて減ってる!」とツッコまれていた。