日本テレビ系音楽バラエティ特番『歌唱王~全日本歌唱力選手権~』が21日に放送され、京都府出身の熊本エミさん(14)が11人目の「歌唱王」に輝いた。

  • (左から)岩田絵里奈アナ、YOSHIKI、熊本エミさん、南原清隆、八木莉可子、森圭介アナ

熊本さんは昨年の『歌唱王』でファイナルまで勝ち残るも、結果は惜しくも準優勝。「去年は悔しい思いをしたので、今年は絶対歌唱王になる」という宣言とともに、14歳とは思えない力強い歌声でアイナ・ジ・エンドの「大人になって」を披露した。

ファイナルラウンドではBeyonceの「Listen」を見事に歌い切り、大会史上最高得点を記録。大会委員長の南原清隆は「我々はとんでもないモノを目撃! スター誕生の瞬間に立ち会った」と興奮を抑えきれなかった。

特別審査員のYOSHIKIは「才能だけじゃなくて、細部に渡って努力されている。人の心を打つというのは、人の生きてきた経験値と才能と努力と全部が重なって1つの作品になる。それを間近で見せられていて審査する僕らとしても学ぶ部分がたくさんある」と語った。

番組では、「歌唱王デビュープロジェクト~Stellachord(ステラコード)~」が始動。参加メンバーは昨年と今年の「歌唱王」に出場し、いずれもYOSHIKIが「日本から世界に向けてこれから飛び立っていく」とその可能性を絶賛した才能の持ち主。世界基準の歌声とバックグラウンドを兼ね備えた若き4人の逸材だ。

1人目は「Listen」が過去最高得点を記録し、圧巻のリベンジ優勝を果たした熊本エミさん(14)。さらに小学生とは思えないマイケルジャクソンの「Beat It」のパフォーマンスで「特別審査員賞」を獲得した中馬美貝(ちゅうまみしぇる)さん(12)。昨年出場し、YOSHIKIに「すごく才能を感じる」「スターになるために生まれてきた」とそれぞれ絶賛された、熊之細陽葵(くまのほそひなた)さん(14)、島津心美(しまづここみ)さん(13)。

このメンバーが課題に挑戦しながら「時代を体現し人々の光となり誰かを導ける存在“ステラ(スター)”」を目指し、デビュー曲はYOSHIKIがプロデュースする。

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