南原清隆、天野ひろゆき、ビビアン・スーによるユニットのブラックビスケッツが3日、日本テレビ系音楽特番『日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2022』(19:00~)で20年ぶりに復活。本番後に取材に応じた。

  • ブラックビスケッツ

ブラックビスケッツは、バラエティ番組『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』で誕生した、南々見狂也(南原)、天山ひろゆき(天野)、ビビアン(ビビアン)の3人組。当時140万枚を超えるセールスを記録し、1998年に『NHK紅白歌合戦』でも披露され、今SNSで再びヒット中の「Timing~タイミング~」、デビュー曲の「スタミナ」をパフォーマンスした。

20年ぶりとなる3人のパフォーマンスの感想を聞かれ、「悔しい……でした。音聞こえないと思ったら!」とビビアン。南原が「イヤモニをつけ忘れていて、途中で気づいたんですけどそのときには後の祭り(笑)」と笑うと、天野は「もっと上手なのに! もう1回復活お願いします」と懇願した。ビビアンは「フィーリングで歌っていた。大丈夫でしたか?」と心配しながらも「見返していただいたら、耳に入ってないのが分かると思います」と呼びかけた。

天野は「久々に手が冷たくなるくらい緊張しました。キャイ~ンの漫才ってどれだけ楽なのかと」と笑いを誘い、「いい緊張感でした。アニキ(南原)の顔を見ることができたし、ビビアンとダンスできて楽しかった」と満足げ。南原も緊張は同じだったようで「本番上がる前にオエオエしちゃって、ダンサーの人にビックリされちゃった」と共感しながらも「でも、すごく楽しかったです!」と笑顔を見せた。

再会自体も約20年ぶりとなったが「会ったらすぐ当時に戻れた。ビビアンのボケの感じも変わってない」と天野。ビビアンが「20年ぶりの日本語なのに、下手にならず逆に“じょうずく”なりました!」と自信満々に話すと、「なってないよ(笑)。“うまく”だから」とツッコんだ。

今後の野望について、「ツアーをやりたいね」と顔を見合わせる3人。『ヒルナンデス!』のない土日はどうかと具体的な相談に花を咲かせていた。