女優の仲間由紀恵が、アニメ『パウ・パトロール』の劇場版最新作『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』(12月15日公開)で、トラブルメーカーのヴィクトリア役の日本語吹き替えを務めた。5歳の双子の男児の母親でもある仲間。同シリーズは子供たちが大好きだそうで、オファーを受けたときはとても喜びを感じたという。仲間にインタビューし、本作に参加した感想や母親になってからの変化、女優業への思いなど話を聞いた。

  • 仲間由紀恵

    仲間由紀恵 撮影:加藤千雅

リーダーのケントと個性豊かな子犬たちからなるチーム「パウ・パトロール」が、「パウっと解決! パウフェクト!」を合い言葉にそれぞれの特技を生かして大活躍する同シリーズ。『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』では、アドベンチャー・シティを舞台に新たな物語が展開される。

仲間は「『パウ・パトロール』は子供たちが大好きで見せていたので、映画のお話をいただきはとても驚きましたし、とてもうれしかったです」とオファーを受けたときの喜びを語る。

子供たちには声優として参加することは伝えていないそうで、もう少し大きくなってから気づいてもらうのが楽しみだという。

「まだ私の仕事を理解していないかもしれないなと。お父さんには『パウ・パトロール』のお仕事に参加させていただくことになったと伝え、『子供たちも後々気づくかもしれないし、子供たちが大好きな作品に参加できるのは面白いね』と楽しみにしてくれています」

  • 仲間由紀恵

■『パウ・パトロール』は教育にもいい「ダメなところも個性なのだと」

普段から見ているという同シリーズの魅力については、どのように感じているのだろうか。

「『パウ・パトロール』の子犬たちが個性的でかわいらしく、それを見ているだけでも癒やされますし、あの子たちのおっちょこちょいなところや仕草も、子供たちも大好きですし、画がきれいでテンポ感もとてもいいので、見ていてどんどんストーリーに入っていける作品だなと思います」

弱点も個性だとプラスに捉える描き方にも魅力を感じているそうで、教育にもいいと太鼓判を押す。

「できないことやダメなところをマイナス要素として捉えるのではなく、個性なのだと前向きに思い直してもらえるような伝え方をしているので、教材としても見てもらいたいです」

『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』のお気に入りポイントも紹介してくれた。

「私は子犬たちが出動するシーンがワクワクして大好きなのですが、映画はたくさん問題が起こるので出動回数も多く、そのたびに子犬たちの『行くぞ!』というかわいらしい姿を見ることができて、ワクワク感もよりマイティパウジョンアップしています(笑)」