お笑いコンビ・ロッチの中岡創一が、18日に放送されるBS日テレのバラエティ番組『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』(毎週土曜21:00~)に出演する。

  • ロッチの中岡創一

MCのおぎやはぎとは、バラエティ番組などで勝手知ったる仲だけあって、登場前からいじり倒される中岡。実はロケ当日、おぎやはぎに車で追い越されるという偶然もあり、さっそくいじりのネタを提供してしまうことに。

養成所ではピンで活動し、優勝するなど、お笑いエリートとして頭角を現した中岡。しかし、ある後輩コンビの登場で圧倒的な実力差を感じ、一度はお笑いの道を断念。クルマの街・愛知でつかんだ第2の人生は、自動車の部品を作る工場の従業員だった。

現地での生活のため、超お買い得価格で買ったという初愛車は、番組初登場の知る人ぞ知るレアカー。また当時、身を粉にして働き作っていた部品と“再会”する場面も。

芸能界から離れ、心に決めた恋人との結婚準備を着々と進行。しかし、思わぬ結末が待っていた。苦い思い出と、愛車のエピソードを打ち明ける。当時の写真が披露されると、矢作兼が「かっこいい! いい顔してる!」と反応するが、当時絶望に打ちひしがれた中岡の元に、ある人物から連絡が。それは、お笑いへの道を再び切り開く、相方・コカドケンタロウからの運命の電話だった。

実は苦しい下積み生活をほとんどしていないという。工場時代に貯めた結婚資金を切り崩し、なくなったころにテレビでジワジワと知名度が増していった。そして、その人気を決定的にしたのが、『世界の果てまでイッテQ!』での世界を股にかけるロケ。中岡は「この人たちは人間か?と思うときがある」とスタッフへの恨み節もこぼしつつ、感謝していることもあるそうだ。

工場時代の経験から、中岡が心に決めた愛車に対するポリシーも熱弁。かつて自分が部品を作っていた国産ファミリーカーを購入した。「一番幸せやったかもしれない」と振り返るのは、後輩を連れてのドライブ旅行だという。

現在の愛車は、意外にも国産の旧車。街でひと目惚れし、ドライバーに話しかけて車種を聞いたという。このクルマを買うに当たり、迷いに迷ったという中岡。そんな時、先輩でもある千原ジュニアから掛けられた、泣ける一言とは…。

【編集部MEMO】
ロッチは2005年に結成。15年の『キングオブコント』では1本目でトップ通過したが、2本目で失速して3位に沈み、以降で同様の得点経過をたどる出場者は「ロッチ現象」と呼ばれるようになった。