俳優の甲本雅裕が12日、YouTubeチャンネル『丈熱BAR』にゲスト出演。脚本家の三谷幸喜氏とのエピソードを披露した。

■俳優は「堂々と職業を変えられる職業」

三谷幸喜氏

この日公開された動画では、俳優で演出家の丈とトークを展開。甲本は、自身の半生を振り返り、「僕は劇団に憧れたわけでもない」と前置きしながら、「映画を観てて、役者って作品ごとに職業を変えられるみたいなもんじゃん。それまでの俺は、一個のことを始めたら辞めちゃいかんと思ってたから。初めてサラリーマン辞めたときに、途中辞めして。でも、役者は、この作品では魚屋をやってるけど、この作品では銀行員やってるみたいな。堂々と職業を変えられる職業いいな~ぐらいの感覚だった」と、俳優になったきっかけを打ち明けた。

会社を退職後、三谷が主宰する劇団・東京サンシャインボーイズに入団した甲本は、「初めての稽古で、三谷さんに台本を渡されたとき、人生で初めてだよ。笑い転げて。読もうと思っても、笑えて笑えて声が出ない」と回顧。それは、1989年に上演された舞台劇『天国から北へ3キロ』の台本だったと言い、「みんなそうなの。与えられたセリフで笑って本読みにならない。俺、活字のパワーみたいなものを、小説でもなく、漫画でもなく、舞台の脚本で味わった。あれは強烈な洗礼受けたよね。そんなことはいまだにない」と、三谷の“すごさ”を語っていた。

【編集部MEMO】
YouTubeチャンネル『丈熱BAR』は、俳優・劇作家・演出家の丈が2020年10月に開設。「東京のとあるBAR」に豪華ゲストを毎週招き、熱いトークを繰り広げる。これまで梅沢富美男、布川敏和、生島ヒロシ、つるの剛士、高畑淳子、高島礼子、中村玉緒、柴田理恵、片岡鶴太郎、角野卓造、原田龍二、大林素子、山田邦子、南野陽子、津田寛治らが出演した。